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「仮面ライダー」はなぜ愛される?平成ライダーの仕掛人が分析!

「仮面ライダー」はなぜ愛される?平成ライダーの仕掛人が分析!
「平成ライダー」の礎を築いてきた白倉伸一郎プロデューサー

 日本を代表するヒーロー「仮面ライダー」が2世代に分かれて激突する映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』が公開される。平成と昭和ライダーの対決を描き、ファン投票に勝敗を委ねる一大プロジェクトの実現は、世代を問わないファンの熱い支持があってこそ。平成ライダー作品を製作してきた白倉伸一郎プロデューサーが、ライダーが愛され続ける理由や、初代ライダーこと藤岡弘、について語った。

 「仮面ライダーアギト」「龍騎」「555(ファイズ)」など大半の平成ライダー作品をプロデュースしてきた白倉氏。そんな平成ライダーの立役者の一人は、長年にわたるライダー人気の理由の一つとして「手が届く感覚」を挙げる。

 1971年放送の初代「仮面ライダー」は、放送が赤字枠だったこともあり予算も乏しい状況だったという。当然ながら撮影もセットではなく、人々が暮らす生活圏が大半だった。白倉氏は、そのことが作品にリアリティーをもたらし「ショッカーは本当にその辺にいるかもしれないし、仮面ライダーっていうのが本当にバイクに乗ってその辺にやって来るかもしれない、という身近なものとして受け止められた気がするんです」という。

 確かに「ウルトラマン」のように光線技を表現する予算もなかったことから、「ライダーキック」などの必殺技が生まれ、再現のしやすさから、子どもたちの間で大流行したということもある。白倉氏は「決して忘れちゃならないことは、お金がないこと。こう言うのも変ですけど。視聴者に本当にその辺でやっているんじゃないかと思われるように、やり続けた方がいいのではないかと思うんです」と笑顔で語り、平成ライダーにもその魂が受け継がれていることを感じさせた。

 そんな本作には、仮面ライダー1号こと本郷猛を演じる藤岡弘、が出演し、38年ぶりに「変身」を披露。予告編では平成ライダーたちを「甘ったれるな!」と叱責するシーンが印象的だが、藤岡本人も「思っていらっしゃると思います」と白倉氏。「けどそれは励ましであって、若いライダーというよりは俳優さんたちに対してでしょうね。俺も頑張っているんだから、みんなももっと頑張ろうよ、ということでは」と思いを代弁していた。(編集部・入倉功一)

映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』は3月29日より公開


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