歴史系人気ゆるキャラが東京・有楽町を大名行列！

　映画『超高速！　参勤交代』のPRイベントが11日、都内・有楽町マリオンで開催され、せんとくん（奈良）、さのまる（栃木）、出世大名家康くん（静岡）など、全国の歴史系ご当地人気キャラクターが大集合。江戸時代さながらの籠（かご）や槍（やり）を用いた大名行列で観客を魅了し、会場は大盛り上がりをみせた。

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　本作は、江戸幕府の陰謀により、突如“5日以内の参勤交代”を命ぜられた弱小貧乏藩・湯長谷藩の藩主・内藤政醇（佐々木蔵之介）が、わずか7人の仲間と共に無理難題に立ち向かう時代劇コメディー。佐々木はじめ、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李（Hey！　Say！　JUMP）ら豪華キャストが集結し、『関西ジャニーズJr.の 京都太秦行進曲！』『鴨川ホルモー』の本木克英監督がメガホンを取った。

　全国23の歴史系ご当地キャラクターが一堂に会したイベント会場には、休日を楽しむ若者からファミリーまで、幅広い層の人々が大勢詰めかけ、黄色い声援を送るなどアイドルさながらの熱狂ぶり。サービス精神旺盛なキャラクターたちは、飛んだり、踊ったり、決めのポーズを取ったり、ファンの期待に全力で応えていた。

　また、この日は、映画のメガホンを取った本木克英監督もイベントに参加し、各キャラクターから名産品を献上される式典も行われた。唯一、歴史系ではない福島県いわき市のキャラクター、フラおじさんから大根の漬け物を献上された本木監督は、「いわき市は映画の舞台になったところ。劇中にも藩主が大根の漬け物を献上するシーンがありますが、『いわきの土を殺してはならぬ』というセリフがあるように、『人間は土から命をもらって生きてきた』というメッセージを映画に込めた」とアピール。

　さらに本木監督は、「これからは地方ががんばる時代ですね。ゆるキャラの皆さん今日は応援ありがとう！」とエールを送りながら、「本作はチャンバラあり、恋愛あり、本当に楽しめる娯楽時代劇の王道。ぜひ映画館でご覧になってください！」と締めくくった。（取材：坂田正樹）

映画『超高速！　参勤交代』は6月21日より全国公開

＜大名行列に参加したご当地キャラクター＞
わたまろくん（岩手）、むすび丸(宮城)、フラおじさん(福島) 、八重たん(福島)、ハッスル黄門(茨城)、さのまる(栃木)、むさし嵐丸(埼玉)、 勝っタネくん(千葉)、利長くん(富山)、朝倉ゆめまる(福井)、諏訪姫（長野）、出世大名家康くん(静岡) 、はち丸(愛知)、わん丸君(愛知)、シロモチくん(三重)、ゆめまるくん(大阪) 、せんとくん(奈良)、吉宗くん(和歌山)、くらすけくん(鳥取県)、たけちゃま(広島)、萩にゃん(山口)、ふくおか官兵衛くん(福岡)、松浦松之介(長崎)