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今田耕司ら中年男性をメロメロに!シム・ウンギョンが日本での人気ぶりに驚き

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映画『怪しい彼女』のシム・ウンギョン
映画『怪しい彼女』のシム・ウンギョン

 映画『怪しい彼女』で70歳の心を持った20歳の女の子という難役を見事に演じきったシム・ウンギョンが、自身の女優としての立ち位置について語った。

映画『怪しい彼女』フォトギャラリー

 韓国で740万人を動員し、ロングランヒットを記録した映画『サニー 永遠の仲間たち』のナミ役で知られるウンギョン。同作の日本公開時には、お笑い芸人のマキタスポーツら中年男性たちによって「おっサニー」と呼ばれる応援ユニットが結成されたのをはじめ、本作『怪しい彼女』を観賞した今田耕司関根勤水道橋博士ら中年男性のハートをわしづかみにするなど、日本でも日に日に注目度を増している。

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 しかし、当の本人は「なかなか実感が湧かないですね。日本でわたしが知られているんですか?」とキョトンとした顔。「韓国では『サニー 永遠の仲間たち』を観に来てくれたのは女の子たちでしたから不思議な気持ちです。でも、大人の男性に応援していただいているということで、感謝したいですね」と笑顔で付け加えた。

 写真館に入った70歳のおばあさんが写真を撮ると、なぜか20歳のころの自分に戻ってしまったことから起きる騒動を描いた本作。正体がおばあさんであることを周りに悟られないために、憧れの女優オードリー・ヘプバーンをもじったオ・ドゥリと名乗ってみせるなど、劇中にはオードリーに対するオマージュが満載となっている。

 「オードリーは全ての女優にとってお手本のような人。彼女のルックスにしても、演技にしても、まったく色あせていない。本当にすてき」と目を輝かせたウンギョン。劇中ではオードリースタイルともいうべき、首にスカーフを巻いたオールディーズ・ファッションに身を包んでいるが、「今回は、完璧にオードリーに成り切るわけでも、まねするわけでもないですから。2パーセントくらい足りない方がオ・ドゥリの愛らしいキャラクターが出せるかなと思ったので、大満足ですね」とにっこり笑った。

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 「春のワルツ」「太王四神記」「ファン・ジニ」など数多くのテレビドラマに出演してきたウンギョンは、韓国の人気子役として押しも押されもせぬ存在だったが、本作で大人の女優としての第一歩を踏み出した。「こういう言い方は平凡かもしれませんが、わたしの最終目標は演技がうまい俳優になること。コメディーやラブストーリー、スリラー、ホラーなど、どんなジャンルでもこなせるような多彩な魅力を持った女優になりたいんです」と語る真っすぐなまなざしが印象的だった。(取材・文:壬生智裕)

映画『怪しい彼女』は7月11日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国順次公開

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