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ピーター・サースガード、話題作『ブルージャスミン』を語る

ピーター・サースガード、話題作『ブルージャスミン』を語る
ピーター・サースガード

 映画『17歳の肖像』『ラヴレース』などの演技派俳優ピーター・サースガードが、ウディ・アレン監督の話題作『ブルージャスミン』について語った。

 不正行為で刑務所行きとなった金持ちの夫(アレック・ボールドウィン)と離婚した妻ジャスミン(ケイト・ブランシェット)を主人公にした本作。ジャスミンは労働者階級の妹ジンジャー(サリー・ホーキンス)とサンフランシスコで共同生活を始めるが、ニューヨークでの優雅な暮らしをひきずったままの生活を送り、妹の周りでさまざまな問題を引き起こす……。ピーターはそんなジャスミンと恋に落ちるドワイトを演じている。

 「今作をオファーされた時は、僕の妻が出産直前だった。そんな時にウディのエージェントから連絡が入った」と切り出したピーターは、「ウディと面会したのはわずか45秒ほど」と告白。「その時、この夏は何をしているのかと聞かれたから『子供が生まれる』と伝えると、『僕の映画に出演しないか』と言われたんだ。結局、その時は脚本の内容が何もわからなくて、後に僕の出演パートのみを送ってくれはしたが、依然として脚本の全容はわからなかった(笑)」と本作に出演することになった経緯を明かした。

 自身の役柄については「劇中ではジャスミンにはさまざまな出来事が起きていて、彼女自身は実に危なっかしい女性でもある。僕の役は、そんな女性と特別な理由もナシに恋に落ちてしまうという設定だった。(脚本には)僕の役柄の情報が欠如していて、ある意味自分で役づくりを行った」と説明。

 さらに「それは、現実にあまり興味のない男を演じてみることだった。なぜなら、もしこれが現実ならば、ジャスミンみたいな(異常をきたした)女性は精神医学の助けが必要なはずだからだ。でもジャスミンは、公共の場やパーティーなどで隣に居るパートナーとしては完璧な女性で、そんな存在が性格までも帳消しにしている」と分析していた。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)


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