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天乃舞衣子、気が付いたら裸に…

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緊張の撮影を振り返った天乃舞衣子
緊張の撮影を振り返った天乃舞衣子

 17日、映画『花と蛇 ZERO』初日舞台あいさつが、丸の内TOEIにて行われ、トリプル主演の天乃舞衣子濱田のり子桜木梨奈、そして橋本一監督が登壇した。本作で“初脱ぎ”を経験した天乃は「撮影初日から脱ぐシーンがあったのですが、その時点で役に没頭していたので、気が付いたら裸になっていました」と振り返った。

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 橋本監督が「逃亡者が出るんじゃないか」と語っていたように、現場では監禁や緊縛などハードなシーンが多かったが、SMにはまっていく女刑事を演じた天乃は「初めての大役にもかかわらず、緊縛やガンアクションなどもあり、極限状態の撮影でしたが、いろいろ勉強になったし、とても楽しかった」と笑顔を見せる。

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 一方、暇を持て余す専業主婦を演じた桜木は「女性は心の内側に欲望を秘めている方が多いんじゃないかなって思って(演じた)瑠璃に共感を持って、自分もSMに開花していくような感覚で演じました」と役づくりを語った。また『花と蛇』シリーズでは重要な役柄である囚われの人妻・遠山静子を演じた濱田は「覚悟はしていましたが、早朝から深夜まで緊縛されるシーンはやはり衝撃的でした」と明かした。

 さらに濱田は、緊縛師の有末剛氏から「濱田さんは縄になじんでいます。縄が喜んでいます」と言われたことを引き合いに出すと「縄を受け入れてから、この世界が楽しくなってきました。いろいろな縛りがあって奥深い世界なんですよ」と発言し、場内を沸かせたが「でも(ハードな撮影だったので)誰か男性に仕返ししてやろうと思っていたので、打ち上げで監督を縛りました」としてやったりの笑顔を見せていた。

 本作は、団鬼六の官能小説を原作とした「花と蛇」シリーズ最新作。監禁した女性をSM調教する姿をネット配信する違法動画サイトを調査する女性刑事が、次第に淫靡(いんび)な世界に傾倒していく姿を官能的に描く。(磯部正和)

映画『花と蛇 ZERO』は全国公開中

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