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『ハンガー・ゲーム』助監督の息子が銃乱射…6人死亡、13人負傷

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 映画『ハンガー・ゲーム』で助監督を務めたピーター・ロジャーの22歳の息子、エリオット・ロジャー容疑者が現地時間23日夜、米カリフォルニア州で銃を乱射するなどして6人を殺害、13人に重軽傷を負わせた後、銃で自殺した。LA Daily Newsなどが報じた。

映画『ハンガー・ゲーム』フォトギャラリー

 サンタバーバラ・シティ・カレッジの学生だったロジャー容疑者は自身のアパートで3人のルームメイトを刺殺後、黒のBMWに乗り込んで周囲の人々に対して無差別に銃を乱射。警察との銃撃戦の後、車内で死亡しているのが確認された。警察は彼の死は自殺、そしてロジャー容疑者が所有していた拳銃3丁は正規に購入されたものだと見ている。

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 ロジャー容疑者の家族の弁護士によると、彼は精神病治療を受けており、過去にはアスペルガー症候群と診断されたこともあったとのこと。ロジャー容疑者がYouTubeに自殺と殺人をほのめかす動画をアップしたことを心配した家族が、数週間前に警察に相談をするも、面接の結果、何も問題ないと判断されていたという。ロジャー容疑者は事件直前にも犯行を予告する動画をアップしていた。

 ロジャー容疑者は2年前に行われた映画『ハンガー・ゲーム』のプレミアに、同作の助監督で父親のピーター・ロジャーと出席していた。『ハンガー・ゲーム』は、最後の一人になるまで殺し合うゲームの出場者となった少女(ジェニファー・ローレンス)の決死のサバイバルを描いた作品。(編集部・市川遥)

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