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ゴリラを主人公にした異色韓国映画の監督が、日本の若きフィルムメーカーたちと対面

ゴリラを主人公にした異色韓国映画の監督が、日本の若きフィルムメーカーたちと対面
左から広澤草、キム・ヨンファ監督、小鹿敬司監督、武田裕光

 ゴリラがプロ野球界で活躍する異色の韓国映画『ミスターGO!』のキム・ヨンファ監督と、韓国を舞台にした地域発信型映画『ラン・ソウル・ラン』を作り上げた日本の若きクリエイターたちとの顔合わせが実現した。

 『ミスターGO!』のキム監督と、『ラン・ソウル・ラン』の小鹿敬司監督、キャストの武田裕光、広澤草が対面したのは、それぞれの作品が上映された今年の沖縄国際映画祭でのこと。映画『カンナさん大成功です!』など数多くのヒット作を生み出してきたキム監督に、小鹿監督が現場の様子を聞くと「何といっても今回は主演が人間ではなくてゴリラだからね! 忘れられない現場になったよ」とユーモアたっぷりに返答。

 留学経験を生かした流暢(りゅうちょう)な韓国語を話す三人に驚きながら、キム監督は広澤らの作品にも興味津々。小鹿監督が自身の作品について「低予算でしたが、ほとんどを韓国で撮影してとても刺激的な毎日でした」と振り返ると「うらやましいなあ」とニッコリ。「自分にも若い頃に低予算で映画を撮影していた時期があったから、その頃を思い出すね!」と話す。

 「昔と今とではどう違うのですか?」という質問には「予算が大きくなればなるほど、監督としてだけではない、別の責任が生じてくる。『ミスターGO!』も昔では考えられないほどたくさんのスタッフを使っているんだ。そうすると必ず映画を成功させなければというプレッシャーもありますから、純粋に自分の気持ちだけを優先させて映画を作ることはできなくなってしまいました」と、キム監督は巨額の製作費を投じた超大作への挑戦を語った。

 「映画の撮影を通して、いろんな人たちと出会えたことが楽しかった」と話す広澤の言葉にうなずきながら、キム監督は「この映画でも、オダギリジョーに出演してもらったことは大きな喜びだったよ。彼はアイデアに満ちているんだ。僕自身が楽しんだようにぜひ、観客の皆さんにも彼の変身ぶりを楽しんでほしい」と自らオファーしたオダギリとの仕事を振り返る。最後に、映画界の先輩として「映画を作ることはどんどん大変になってくるけれど、人との出会いを大切にしながら、楽しんで映画を作ってほしい」と日本の若きフィルムメーカーたちにエールを送った。(編集部・森田真帆)

映画『ミスターGO!』はシネマライズほかにて公開中


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