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『アナ雪』主題歌は二つあった!劇中歌とは異なる“エンドソング”に注目

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映画『アナと雪の女王』より
映画『アナと雪の女王』より - (C) 2014 Disney. All Rights Reserved.

 大ヒット公開中の映画『アナと雪の女王』の主題歌として話題になっている「レット・イット・ゴー」。実は劇中歌バージョンのほか、「エンドソング」バージョンがあり、歌詞の一部や曲調が劇中歌とは異なっている。ここでは「エンドソング」ならではのこだわりに注目した。

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 英語版でエンドソングを歌うのは、ディズニー・チャンネル出身のデミ・ロヴァート。曲調も歌詞もエンドソングのためにアレンジされたものになっており、「レット・イット・ゴー」を作詞・作曲し、アカデミー賞歌曲賞を受賞したロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペスの夫妻は、エンドソングについて「ブリッジ(曲のつなぎの部分)のパートを書き直したし、別のパートもいくつか書き直している。ブリッジとその他のパートの歌詞を少し変えているよ」(ロバート)と明かすと、「(エンドソングは)映画の終わりとエンドクレジットでそうあってほしいと思っていた通りになっているの」(クリステン)とその違いの意図を説明した。

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 ここ日本では、エンドソング「レット・イット・ゴー~ありのままで~(エンドソング)」を歌手のMay J.が担当している。歌詞については、劇中歌の訳詞を担当した高橋知伽江がアレンジ。「ありのまま」というフレーズを生かしながらも、劇中歌にはなかった「わたしは自由よ」と気持ちをストレートに表現したフレーズも盛り込むなど、劇中歌との差別化が図られている。

 また、劇中歌はエルサの心情を表しているため「これでいいの 自分を好きになって これでいいの 自分を信じて」と歌詞でキャラクターの強い意志を表現しているが、エンドソングでは「ずっと ずっと 泣いていたけれど きっと きっと幸せになれる」といった柔らかいフレーズを取り入れるような工夫もみられる。そのかいあって、聴いた印象もだいぶ異なるはずだ。

 日本ではMay J.が担当しているように、他の国でもエンドソングには実力派の歌い手をそろえており、韓国では韓流アイドルグループ「SISTAR」のヒョリンが担当。7月16日に発売される「アナと雪の女王MovieNEX」にはスペイン、イタリア、マレーシアといった普段なかなか聴くことのできない他国の歌姫が歌うエンドソングも特典として収録されている。主題歌とエンドソングはもちろん、各国歌手のエンドソングを聴き比べてみるのも一興だろう。(編集部・福田麗)

映画『アナと雪の女王』は公開中
「MovieNEX」は7月16日発売 税抜き:4,000円

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