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中島哲也監督はオーラのあるクマさん!?「鬼監督」に変化アリ!

中島哲也監督はオーラのあるクマさん!?「鬼監督」に変化アリ!
それぞれが演じた過激過ぎるキャラを振り返る役所&小松と、演出スタイルを明かす中島監督 - 写真:金井尭子

 役所広司主演の映画『渇き。』についての裏話を語り合う場で、ヒロインの加奈子を演じたモデル出身の新人女優・小松菜奈が、鬼才・中島哲也監督の意外な素顔を告白した。

 『嫌われ松子の一生』や『告白』などの話題作を発表してきた中島監督は、妥協を許さない完璧主義で知られる。それゆえ「演出が厳しい」「鬼監督」とウワサされる存在。『パコと魔法の絵本』に続いて中島作品で2回目の主演を務めた役所は「久しぶりに中島監督からお声が掛かったら、大変ひどい男の役で(笑)」と言いつつも、「だからこそ役者冥利(みょうり)に尽きるというか、喜んで挑戦したいなって思いました」と、その喜びを語る。

 一方、ヒロイン役をオーディションで射止めた小松は、当初周囲から「中島監督は怖いよ」と聞いて直接対面する前はドキドキしていたという。ところが実際に会ってみると、「すごいオーラがあるんですけど、見た目はクマさんみたい(笑)」と、あまりにも優しい監督の態度にびっくり。対して中島も小松を一目で気に入り、加奈子役は「ほとんど即決でした」と語る。

 撮影中も、ハードなシーンの連続にもかかわらず、中島監督の演出は穏やかで柔軟だったらしい。特に演技経験のない小松には自由に演じるよう指示し、その自然な表情をとらえる手法をとった。以前の徹底したコントロールから、役者に任せる演出へと変化していた。「笑う演技が大変だった」と語る小松が、カメラが回っている最中にふと笑うのをやめてしまった時は、共演の役所も大ウケ。中島監督は「面白くて、そのまま(本編に)使いました」とのこと。

 元・刑事の父親(役所)が失踪した娘(小松)を必死に捜索する姿を描く『渇き。』には、全編にわたり徹底したバイオレンスと濃厚な狂気が渦巻く。問題作の多い中島監督の映画の中でもとりわけ過激な作風が目を引く一作となっている。(取材・文:森直人)

映画『渇き。』はTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて公開中


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