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「ハウス・オブ・カード」ロシアの反対で国連内での撮影できず

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「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のケイト・マーラ、ケヴィン・スペイシー、ロビン・ライト、ボー・ウィリモン(左から)
「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のケイト・マーラ、ケヴィン・スペイシー、ロビン・ライト、ボー・ウィリモン(左から) - Paul Morigi / WireImage / Getty Images

 ケヴィン・スペイシー主演のテレビドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」が国連安全保障理事会の会議場内での撮影を申請したところ、ロシアの反対票で却下されてしまったとForeign Policyが報じた。

 潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は国連の認知度を上げるため、時間外に同ドラマの撮影を許してはどうかと15の理事国に提案したが、ロシアは予期せぬ危機が起きたときのために会議場は使用可能にしておくべきだと反対。また、会議場は撮影や演出の場ではないと言ったそうだ。

 「ハウス・オブ・カード 野望の階段」は第3シーズンの2エピソードのいくつかのシーンを会議場内と代表者用のラウンジで撮影することを希望していたという。これらの場所での撮影はできないものの、ほかの場所を利用できる可能性はあるらしい。

 ネット配信ドラマとしては初めてエミー賞にノミネートされた同ドラマは、第2シーズンの放送前に第3シーズンの製作が決定したほど人気のドラマとなっている。(澤田理沙)

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