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『ハリー・ポッター』のマッドアイが殺人予告された神父役に挑戦!

『ハリー・ポッター』のマッドアイが殺人予告された神父役に挑戦!
(左から)ブレンダン・グリーソン、ケリー・ライリー、ジョン・マイケル・マクドナー監督

 映画『ハリー・ポッター』シリーズのブレンダン・グリーソンが、サンダンス映画祭の話題作『カルバリー(原題) / Calvary』について、女優ケリー・ライリー、ジョン・マイケル・マクドナー監督と共に語った。

 本作は、田舎町の神父ジェームズ(ブレンダン・グリーソン)は、ある日教会の告解室で、顔の見えぬ謎の信者から、子供の頃に別の神父に性的虐待を受けた過去を明かされ、すでに亡くなったその神父の代わりにジェームズを1週間後に殺すと脅されたため、彼はその信者の真相に迫っていくというドラマ。ケリー・ライリーは、ジェームズの娘フィオナ役を演じ、映画『ザ・ガード ~西部の相棒~』のジョン・マイケル・マクドナーがメガホンを取った。

 製作のきっかけについてジョン監督は「近年の作品では、あまりに皮肉な台詞を扱った映画が多いため、ジェームズのような誠実な主人公を描きたかった。さらに、神父のスキャンダルを扱った映画はすでにたくさんあり、僕にとっては良い神父のほうが、(罪を犯す)悪い神父よりも興味があったんだ」と答えた。

 神父ジェームズと娘フィオナの関係について「神父と娘のソウルメイトのような以前の関係は現在は壊れかけていて、もとに戻る道しるべさえない。だが、彼らは会うたびに、できる限りお互いを笑わせようとしていて、ユーモアから優しさも感じられるんだ」とブレンダンが答えると、ケリーも「そうなの、そのユーモアが父親と娘のプレッシャーを取り除き、観客はこの二人に共通点があることに気付くわ」と語った。

 殺人予告した信者を探す過程で、当然神父は批判的になるものだが、正当な立場であることも神父は要求されることについて「実は、映画内で金持ちから寄付金を受けるシーンがあるが、当初の脚本ではその受け取る過程でジェームズと金持ちが口論するが、現場ではもう少しトーンダウンしたほうがジェームズらしいと思って修正したこともあった。だがそんなジェームズでも、彼を利用しようとする人たちや言葉で脅してくる人たちには、言葉でこき下ろすこともあって、決して弱くてナイーブな神父ではないんだ」とジョン監督は、一筋縄ではいかない神父であると語った。

 映画は、癖はあるが良心的な神父が娘との関係を修復しながら、自分を脅迫した犯人に迫っていく過程を通して、人間の心理をうまく描写した作品。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)


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