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水谷豊、新作映画でも“右京”役!浅田次郎「王妃の館」映画化で主演

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水谷豊と浅田次郎
水谷豊と浅田次郎

 「相棒」シリーズの杉下右京役でおなじみの水谷豊が、人気作家・浅田次郎の同名小説を映画化する新作『王妃の館』(2015年GW公開予定)で、主人公・北白川“右京”を演じることが明らかになった。まさかの偶然に初めは「どうしたらいいんだろう」と悩んだという水谷だが、「あえて名前を変えるのは原作にも失礼だと思いましたし、『相棒』と『王妃の館』は全く別の作品。この作品は、そういう小細工をしてはいけない作品だと思って取り組みました」と心境を明かした。

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 原作は、1998年から2001年にかけて雑誌メイプルに連載された長編小説。パリ随一の格式を誇るホテル“シャトー・ドゥ・ラレーヌ”、別名「王妃の館」と呼ばれる高級ホテルの知名度を利用して、倒産寸前の旅行会社が企てた計画を軸に、問題を抱えたツアー参加者たちが繰り広げる笑いあり、涙あり、人情ありの人間ドラマを描く。

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 ツアー参加者たちの中でもひときわ個性の強い天才売れっ子作家・北白川右京を演じる水谷は、以前から浅田の作品をよく読んでいたといい、「『ラブ・レター』や『蒼穹の昴』といった浅田次郎さんの原作は、自分でもやってみたかったと思っていたんです。でも、浅田作品に今まで出ていなくて良かった(笑)。初めての作品がこの『王妃の館』でラッキー! と思っています」と喜びの表現。「原作を読んだときに『こういう作品は今まで見たことが無い』と思った気持ちを、作品を見た人にも同じように感じてもらえる作品になって欲しいですね」と思いを込めた。

 また、これまで「壬生義士伝」や「鉄道員」など数多くの作品が映画化されてきた浅田は、本作の映画化について当初は「舞台設定から考えても、有り得ないだろう」と思っていたというが、実際にでき上がった脚本を読み「非常に長い作品にもかかわらず、うまいこと捕まえ、さばかれ、調理され……素晴らしい料理にされているなと感じますね」と大満足の様子。

 水谷が本作で“右京”を演じることについては「これは偶然の一致だったんです。“右京”という役名は、僕が原稿を書いた時には、水谷豊さんが演じることを想定して書いていませんでしたから、水谷さんが演じることが決まった時は、運命のようなものを感じました。ただ、普段『相棒』シリーズに親しまれている方は、かなり度肝を抜かれるかもしれませんね(笑)」と期待を持たせた。

 本作は、6月23日のクランクイン後、ルーヴル美術館、セーヌ川、ヴォージュ広場といったフランスの観光名所のいたるところで撮影を敢行。20日間のパリロケを行い、7月24日にクランクアップを迎えた。(編集部・中山雄一朗)

映画『王妃の館』は2015年GW公開予定

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