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「MOZU」中神甚役の吉田鋼太郎、変態チックな役柄は長谷川博己のおかげ!?

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裏話を披露した吉田鋼太郎(右)と羽住英一郎監督
裏話を披露した吉田鋼太郎(右)と羽住英一郎監督

 10日、WOWOW本社にて「MOZU NIGHT」が開催され、Season1で中神甚役を演じ、現在放送中のNHK連続テレビ小説「花子とアン」では仲間由紀恵演じる葉山蓮子の夫・嘉納伝助役などでもおなじみの俳優・吉田鋼太郎羽住英一郎監督がトークショーを開催した。

「MOZU」で中神甚を演じた吉田鋼太郎、変態チックな役柄は 画像ギャラリー

 TBSとWOWOWの共同制作が話題となった連続ドラマ「MOZU」のSeason1&Season2がWOWOWにて4週連続で一挙放送されることを記念して行われた本イベント。会場には「MOZU」で使用した小道具や衣装が展示され、撮影現場でキャストやスタッフが食したケータリングが振舞われるなど「MOZU」の世界観が存分に楽しめるようになっており、集まった約100名の「MOZU」ファンも大満足の様相。

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小道具
実際に使用した小道具も展示された

 そんな中、登場した吉田は「大人が観ても鑑賞に堪えうる数少ないドラマだという自負があります。中神という役も大好きですし、僕にとって一生に残る作品です」としみじみと語ると、劇中の強烈なキャラクターについて「キモになる部分は監督の指示ですがほとんどがアドリブでした」と撮影の裏話を披露。

 さらに劇中、東和夫役を演じた長谷川博己との絡みについて「台本を読んだ時には、中神はここまで変な役になるとは思っていなかったのですが、相手が長谷川君と聞いて、彼はちょっと変態なので、僕の役も変態チックにしたほうが楽しいかと思ってやってみたんです」とキレキレの中神甚が誕生した秘話を語った。

 また主演の西島秀俊についても「彼はアクションシーンをずっとやっていたいって言っていました」と「MOZU」の現場の虜になっていたことを明かすと、香川照之に対しては「楽屋でしょうもないことをずっとしゃべっていてうるさかったんですよ」と苦笑いを浮かべるなど、キャスト一丸となって撮影に臨んだ日々を懐かしそうに語っていた。(磯部正和)

「MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~」は8月16日から8月30日まで毎週土曜日午後3時30分より放送(全10話 第1話無料放送)
「MOZU Season2 ~幻の翼~」は9月6日午後3時30分より放送(全5話 第1話無料放送)

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