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『ホビット』R・アーミティッジ、新作で演じたのは“普通の男”

『ホビット』R・アーミティッジ、新作で演じたのは“普通の男”
“普通の男”といっても超イケメンです - (C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED.

 映画『ホビット』シリーズのドワーフ族トーリン役で知られるイギリス人俳優リチャード・アーミティッジが、“普通の男”を演じたという新作『イントゥ・ザ・ストーム』について語った。

 リチャードが演じたのは、アメリカ中西部の街シルバートンに長男ドニー(マックス・ディーコン)、次男トレイ(ネイサン・クレス)と暮らすゲイリー。巨大竜巻発生時に別の場所に居たドニーの元に向かうため、プロの竜巻ハンターの一員で気象学者のアリソン(サラ・ウェイン・キャリーズ)らと共に命がけの行動を起こすことになる。監督はジェームズ・キャメロンの『タイタニック』『アバター』で第2班監督を務めたスティーヴン・クォーレ。

 本作の魅力の一つは“普通の男”が主人公という点だろう。リチャードは「昔はハリウッド大作を鑑賞するたびに、僕らの生活とはかけ離れていると感じ、ヒーロー映画にしても、ヒーローに対して『あんな勢いだけの軽率な行動はできない』と冷めた見方もしていた」と明かす。

 しかし2011年にニュージーランドで起きたカンタベリー地震の報道映像を見て考えが変わったという。「崩壊したがれきから会社員が仲間を引きずり出す映像を見たことがあった。彼らは通常通り朝仕事に行き、その日にまさか人命救助をするとは思っていなかっただろう。そんな映像を見て、いつか、僕もごく普通のヒーローにならばなれるのではないかと思ったことが、この役の原点になった」と続けた。

 ゲイリー、アリソン共にシングルペアレントであるという設定も興味深い。「劇中では二人がお互いを意識していると暗示しているが、その箇所を強調すると巨大竜巻に遭遇するというリアルの部分を損ねてしまう。なぜなら二人は出会ってから巨大竜巻によるショックの連続で、ゲイリーは息子ドニーを心配し、アリソンは娘を心配しているからだ。そのため、お互い関心は持つものの、恋心を抱いている暇もない」と大人の関係もリアルに描かれているといえる。

リチャード・アーミティッジ
映画『イントゥ・ザ・ストーム』よりリチャード・アーミティッジふんする父親ゲイリー

 また、リチャードは劇中に出てくるナイフの役割について「最初に危険なナイフを父親がトレイから取り上げるが、後にそのナイフで父親がドニーを助けることになる。そして、巨大竜巻の中で兄を助けにいく過程で成長していったトレイに、最後に父親がナイフを返す。ナイフを通じて家族がつながっていくんだ」と説明。このアイデアはジェームズ・キャメロン監督によって生まれたものであると付け加えていた。(取材・文:細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

映画『イントゥ・ザ・ストーム』は8月22日より全国公開


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