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綾野剛、『ルパン三世』五ェ門役は「しまった」と思うくらい大変!?

綾野剛、『ルパン三世』五ェ門役は「しまった」と思うくらい大変!?
「セリフも『またつまらぬものを斬ってしまった』だけでいいと思っていたんです」綾野剛 - (c)シネマトゥデイ / 山本優実

 映画『ルパン三世』で、斬鉄剣を使いこなす剣の達人、石川五ェ門を演じた綾野剛が、同役を表現することの苦労を語った。「実はセリフも『またつまらぬものを斬ってしまった』だけでいいと思っていたんです」と語る綾野は、あえて五ェ門というキャラクターを記号として演じたそう。

 「誰もが抱いている五ェ門のイメージに近づけるという意味での記号。ほとんどアニメを観たことがない人でも、五ェ門はこういうキャラクターだってことを知っているくらいの国民的キャラクターですから。とにかくそのイメージに近づけることに徹しました」

 そんな綾野は、五ェ門の特技でもある剣のアクションにも果敢に挑戦。「五ェ門が人を殺すことを楽しんでいるイメージってないじゃないですか」と言う綾野。その言葉通り、剣を使ったアクションにおいても原作やアニメの五ェ門のイメージを大切にし、「峰打ちしているつもりで敵を斬っていました」とその苦労を明かした。

 「五ェ門は刀を抜いたら斬れてしまうんです。抜いたら人だって真っ二つになってしまうんです。だから簡単には抜くことができない。抜かないことの強さ。そのニュアンスがすごく難しかった。それと斬鉄剣は普通の刀よりも20センチも長くて、すごく重い。抜刀するだけでも大変で。あと戦っているときに表情を変えられないと思っていました。汗もかかないし、息も乱れない。舞いに近い感覚です。自分でそういうふうにしようと決めておきながら、あとで『しまった』と思うくらいに大変でした」

 現代なのに刀に和服姿という、一人だけ違和感のあるキャラクターでいられたのも原作が持っている力のおかげと言う綾野。「ジャンボ機を斬ったり、車をひっくり返したり、現実にはあり得ない。五ェ門は、生身の人間でいられるルパンたちとは違ってホントにアニメっぽいですから。だからこんなことできるはずがないという考え方を捨てて、『五ェ門だったら当然』という感覚でやっていました。そういう意味では楽しんで演じることができました」という言葉からは役に徹する真摯(しんし)な熱さが感じられた。(取材・文:永野寿彦)

映画『ルパン三世』は8月30日より全国公開


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