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6歳の子役を12年間撮り続けた話題作、国際映画批評家連盟賞グランプリを受賞

6歳の子役を12年間撮り続けた話題作、国際映画批評家連盟賞グランプリを受賞
批評家から高い評価を受けている映画『6才のボクが、大人になるまで。』より - (c) 2014 boyhood inc./ifc productions i, L.L.c. aLL rights reserved.

 6歳の少年メイソンが青年になるまでの記録とその家族の物語を、同じ主要キャストで12年にわたり撮り続けた映画『6才のボクが、大人になるまで。』が、国際映画批評家連盟(FIPRESCI)が選ぶ今年のグランプリ作品に決定した。

 斬新な製作スタイルと、少年の成長の過程を丁寧に描いた作風が高い評価を受け、第64回ベルリン国際映画祭では、リチャード・リンクレイター監督に『恋人までの距離(ディスタンス)』(1995)以来2度目となる監督賞(銀熊賞)をもたらした本作。すでにアカデミー賞の有力候補としても名が挙がっており、賞レースの行方を予想するサイト「Gold Derby」でも批評家たちの人気は高く、今後の賞レースにも期待がかかっている。主人公の男の子メイソンをオーディションで選ばれた新星エラー・コルトレーン、その父親を『ビフォア』シリーズでリンクレイター監督とタッグを組んできたイーサン・ホークが演じている。

 国際映画批評家連盟は、映画文化の振興と発展を目的に、映画評論家や映画ジャーナリストなどによって1930年に設立された団体。同団体が主催する国際映画批評家連盟賞は1999年からスタートし、連盟に加入している世界各国の批評家の投票によって毎年1作品を選出している。これまでの受賞作にはアブデラティフ・ケシシュ監督の『アデル、ブルーは熱い色』、ミヒャエル・ハネケ監督の『愛、アムール』など。授賞式は、9月19日のサンセバスチャン映画祭の開会式で行われる予定。(編集部・井本早紀)


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