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ヴィゴ・モーテンセン&キルステン・ダンスト共演パトリシア・ハイスミス原作の新作とは?

ヴィゴ・モーテンセン&キルステン・ダンスト共演パトリシア・ハイスミス原作の新作とは?
キルステン・ダンストとヴィゴ・モーテンセン

 映画『太陽がいっぱい』の原作者パトリシア・ハイスミスの小説「殺意の迷宮」の映画化作品『ザ・トゥ・フェイスィズ・オブ・ジャニュアリー(原題) / The Two Faces of January』について、主演キルステン・ダンストとヴィゴ・モーテンセンが語った。

 本作は1960年代、アメリカで詐欺を行い冬のギリシャに妻コレット(キルステン・ダンスト)と逃亡した詐欺師チェスター(ヴィゴ・モーテンセン)は、ホテルに尋問に来た刑事を偶然殺害してしまい、死体を隠そうとした際にアメリカ人青年ライデル(オスカー・アイザック)に見つかるが、コレットに惹かれていた彼が意外にも手助けしたことから、悲劇が始まるというもの。映画『ドライヴ』の脚本家ホセイン・アミニの監督デビュー作。

 撮影前の準備過程が好きだと語るヴィゴは、この役について「1960年代が舞台であるため、多くの書物や写真を見たり、当時を生きた人たちに質問もした。だが一旦撮影に入れば、俳優と直面し、監督の言うことを聞き、全ての下調べの中で役に立つ部分だけを頭の片隅に置いて演じる。今作では僕の父親世代の人たちと話し、脚本のせりふを当時の言葉に合わせた。あの時代の人たちは世界恐慌や戦争を経験し、タフさを感じさせる人ばかりだ」と余念のない準備をしたようだ。

 デビュー作とは思えぬホセイン監督の演出についてヴィゴは「彼は常識のある知的な人物で、演出の際はやわらかな口調で明確に話す。実は彼が原作を知り、今作を製作するまで20年も掛けたせいか、セットでも我慢強い演出をしていた。そのうえ彼は、これまで脚本家としてセットを訪れ、素晴らしい監督たちのもとで学び、そんな監督たちのベストな要素を取り入れて 今作に臨んでいたため、撮影日程が少ない中で、実践的な作業を行っていた」と評価した。

 チェスターに同行するコレットの心境について「冒頭では、彼女はチェスターの詐欺をろくに理解せず、別れるという選択肢はないの。それに彼女自身も過去にはうそをつき、ある意味お互いが離れられない状況にある。だから、彼の詐欺行為に気付きながらも、見て見ぬ振りをして彼に付いていく。それに当時は妻が夫を問い詰めることはしないわ。ただ、危険な夫に対して別れようと徐々に考え始めていくの」と語ったキルステンは、複雑な感情を抱える役を見事に演じた。

 映画は、偶然出会った3人が悲劇に巻き込まれていく展開がスリリングに描かれている。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hooski)


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