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大泉洋史上、一番かっこいい映画!

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自己ベストを出したと胸を張った大泉洋
自己ベストを出したと胸を張った大泉洋

 俳優の大泉洋が30日、都内で行われた主演映画『ぶどうのなみだ』試写会にヒロインを務めた安藤裕子三島有紀子監督と共に出席し、「僕史上一番かっこいい映画です」と自信をみなぎらせた。

【写真】かっこいい大泉洋!

 映画『しあわせのパン』(2012年公開)以来、三島監督とは2度目のタッグとなる大泉だが、「(監督は)とにかくわたしを寡黙な役にしてしまう」とクレームを入れ、「景色、料理、ワインなどすべてを美しく撮る」と称賛するも、「わたしの顔もきれいに撮りたがる。でもそれは難しい」と苦い顔をし、「わたしは頑張っているけど、次の日むくむこともある。それはみんながわかるレベルではないのに、撮影の朝、『また飲みましたね』とささやいてくる」とプレッシャーをかけられたことも告白。そのため、撮影前はよく走っていたそうで、そのかいあってか、監督からは1カットごとに「今のかっこよかったです」と褒められたといい、かっこよさでは「自己ベスト出しました」と胸を張った。

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 本作は北海道・空知を舞台に、理想のワイン作りに励む兄アオ(大泉)と、小麦を育てる弟ロク(染谷将太)、二人の前に突然現れた謎の女性エリカ(安藤)が紡ぐハートウォーミングムービー。

大泉洋
45歳くらいのおじさんが中に入っているんじゃ…

 本格的な演技に挑戦した安藤は、「映像が絵画のごとく美しく、絵本のごとくかわいらしく作られています。大泉洋のイケメン姿と共に楽しんでください」とアピール。三島監督も「心を込めて作りました、毎日生きているとつらいこともあると思うけど、これを観てちょっとでも元気になってもらえたら」と笑顔を見せた。

 この日は、舞台となった北海道から今秋できたばかりのワインが届けられるというサプライズもあり、劇中に登場する大型犬(オールド・イングリッシュ・シープドッグ)のバベットがワインボトルを首にかけて登場。フワフワの白毛に覆われた愛くるしい姿に、会場からは「カワイイ~」と大歓声。実は動物が苦手という大泉は、「彼は結構イケるんですよね。人っぽいよね。45歳くらいのおじさんが中に入っているんじゃないかな」とユーモアたっぷりに語っていた。(取材・文:鶴見菜美子)

映画『ぶどうのなみだ』は10月4日より北海道先行、10月11日より全国公開

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