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東映Vシネマ25周年!Vシネマの軌跡を振り返る

東映Vシネマ25周年!Vシネマの軌跡を振り返る
端役まで見逃せない超豪華Vシネオールスターズ! - (C) 2014東映ビデオ

 哀川翔主演、東映Vシネマ誕生25周年記念作品『25 NIJYU-GO』が、11月1日より公開される。ファンから熱狂的な支持を集めてきたVシネマの軌跡を振り返ってみたい。

 Vシネマが誕生したのは、1989年のこと。当時の映画業界は不況が続き劇場に観客が来なくなっていた。その状況を打破するために、劇場公開を前提としないレンタルビデオ専用の映画として製作されたのがVシネマだ。記念すべき第1作は、テレビドラマ「太陽にほえろ!」などを手掛けた大川俊道が、世良公則と組んで作り上げた『クライムハンター 怒りの銃弾』。アクション満載のハードボイルドな同作は、若い男性層から圧倒的な支持を得た。

 その後、ドラマ「とんぼ」で人気を博した哀川を主演に据えた『ネオ チンピラ 鉄砲玉ぴゅ~』が大ヒット。以降は極道物やアクション物が主流となり、竹内力のほか、小沢仁志、小沢和義、白竜らVシネ俳優たちが多くの現場で演技力を磨いていった。また、20代男性のニーズに合わせた作品群は、時間も飽きない程度に短く、アクションや任侠(にんきょう)物のほか、アダルトビデオとは違うセクシーな作品も量産された。

 また、監督もVシネマの現場で鍛えられており、1990年代には数多くの名作が誕生する。ジャパニーズホラーの旗手である黒沢清は、豊原功輔、大杉漣らが、突然タクシー運転手として働くことになったヤクザたちのドタバタをユーモアたっぷりに演じた極道ドラマ『893(ヤクザ)タクシー』を監督。今や日本映画界を背負って立つ三池崇史も『突風!ミニパト隊/アイキャッチジャンクション』で監督デビュー。その後、映画『極道恐怖大劇場 牛頭(ごず)』が第56回カンヌ国際映画祭の監督週間に正式出品されるなど、Vシネマの地位を海外で確立させた。

 そんな数多くの俳優と監督を輩出してきたVシネマ。25周年記念作品となる『25 NIJYU-GO』では、哀川、寺島進らが「恩返し」のごとく暴れ回っている。Vシネ生まれ、Vシネ育ちの役者たちのエネルギーは、20年たっても冷めることはなさそうだ。(編集部・森田真帆)

映画『25 NIJYU-GO』は11月1日より全国公開


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