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シリーズついに完結!?スーパーおやじ映画ヒットのワケ

シリーズついに完結!?スーパーおやじ映画ヒットのワケ
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 年明け早々に日米で同時公開される人気シリーズの最新作にして、完結編とされる『96時間/レクイエム』の主人公で、従来のアクション映画の主人公とは一線を画すキャラクター、ブライアン・ミルズの魅力を振り返った。

 ヒットメーカー、リュック・ベッソンの製作・脚本による『96時間』シリーズの主軸は、すご腕の元CIA工作員が悪を倒すというもの。しかし、本シリーズが独特であるポイントは、主人公ブライアンのスキルが、あくまで家族を守るためだけに使われるということ。ブライアンは、ひと言で言うと、過剰な親バカキャラ。まな娘キムを守るためならどんなことでもやってのけるし、彼女の母親で別れた妻レノーアをも守り抜こうとする。すなわち、彼の行動規範は家族愛にあり、そこに一切の迷いがない。この一直線の感情こそが、観客の心を引き寄せる最大の魅力だ。

 これは「世界を救え!」という空気感が先立つ、ブルース・ウィリスやシルヴェスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガーらメジャーなアクションスターの力技とは、明らかに一線を画す。演技派として定評がある主演のリーアム・ニーソンは、この強引なキャラクターに確かな説得力をもたらしている。

 加えて、ブライアンの戦略はこまやかで、多種スキルの使いどころも十分に心得ている。危機に陥っても冷静さを失わず、五感をフル活用して瞬く間に情報を収集し、隙を見て敵に反撃する。そんな知性的な面にカリスマ性が感じられ、観客を引き付けてやまない。

 シリーズ最新作『96時間/レクイエム』には、そんな魅力が凝縮されている。今度のブライアンはレノーアを殺されたばかりか、その罪を着せられてしまう。さらには、危険が迫ったキムも救わなければならない。つまり、前妻の弔い合戦、娘を守るための死闘、そして自分の殺人容疑を晴らすためのバトルという三つの要素が重なり合うわけだ。危機また危機の展開に、前2作以上にエモーショナルなドラマを期待できそうだ。(猿園楽)

映画『96時間/レクイエム』は2015年1月9日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開


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