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『大統領の執事の涙』のリー・ダニエルズ監督が描いたヒップホップ業界を描いた話題のドラマとは?

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ドラマでミュージカルなんて一体どんな展開に?
ドラマでミュージカルなんて一体どんな展開に?

 映画『大統領の執事の涙』のリー・ダニエルズ監督が、ヒップホップ業界を描いたチャンネル、FOXのテレビシリーズ「エンパイア(原題) / Empire」について語った。

【動画】リー・ダニエルズ監督『大統領の執事の涙』

 本作は、ドラッグディラーの過去を持つルーシャス(テレンス・ハワード)は、現在レコード・レーベル、“エンパイア・エンターテインメント”のCEOを務めているが、一度は消し去った過去に徐々にとらわれていくというもの。リー・ダニエルズが、『大統領の執事の涙』の脚本家ダニー・ストロングと共に製作したミュージカル/ドラマ。

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 製作経緯について「ダニーが『大統領の執事の涙』の撮影中にこの企画を持ちかけてきた。それは『あなた(リー監督)自身の人生を、ヒップホップの世界でミュージカルとして描いてはどうか?』というものだった。そこで僕は、ダニーとはすでに映画でタッグを組み、個人的に金を稼ぎたかったことなどを理由に、今度はテレビ番組の製作を提案した。だが最初は(主要局の)プライムタイム(夜の看板番組)にするか、ケーブルチャンネルにするかで迷ったが、プライムタイムでののしり言葉を使わずに描いてみることは、ある意味挑戦だと思ってプライムタイムに決めたんだ」と明かした。

 主人公ルーシャスは、JAY ZやP・ディディ、ベリー・コーディ(モータウン・レコードの創業者)などの要素を持つが、どんな人物に影響された役なのか。「彼は今挙がった人物以外にもたくさんの人物から影響を受けている。僕の父の要素もあれば、僕の要素も含まれていて、特に僕自身が全く自慢できない映画界に入った経緯や今に至る過程などは、このルーシャスに似ているかもしれない。さらに僕以外にも、アフリカ系アメリカ人の多くから影響を受けている」と語る通り、多くの顔を持つルーシャスに注目だ。

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 ヒップホップ界に精通していなかったリー監督は、息子に聞いたそうだ。「今はリサーチでかなり知識を得たが、企画段階では全く知らなかった。でも新たなことを学び、新たな自分を発見したかった。息子にティンバランド(ヒップホップの敏腕プロデューサー)と話をすることを勧められ、彼に電話してこのテレビシリーズの構成を伝えた。その2日後に、彼は最も素晴らしい音楽を集めてくれた。彼は僕らが使用する音楽をすべて見てくれている」と語った。

 今年の1月7日に放映された同ドラマは、1エピソードで990万人の視聴者を獲得した。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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