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伊勢谷友介「花燃ゆ」低視聴率も「見ている人には伝わっている」と自信

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共演者にエールを送った伊勢谷友介
共演者にエールを送った伊勢谷友介

 俳優の伊勢谷友介が27日、東京都・世田谷区の松陰神社で行われた、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」取材会に、制作統括の土屋勝裕氏と共に出席した。低空飛行を続ける本ドラマの視聴率について伊勢谷は、「数字で見るとつまんないのかなと思うが、ちゃんと見ている人には伝わっていると思う」と思いを語った。

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 本ドラマは、幕末の長州藩士・吉田松陰(伊勢谷)の妹・文(井上真央)が、激動の長州藩の運命に翻弄(ほんろう)されながらも、新しい時代へと松陰の志を引き継ぐさまを描いた歴史ドラマ。大河史上ワースト3位という初回平均視聴率を記録して以降、回を重ねても伸び悩む視聴率に話題が集中している。

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全体
東京都・世田谷区の松陰神社にて

 昨年8月のクランクインから、松陰として7か月を駆け抜け、一昨日クランクアップを迎えた伊勢谷は、「迷いながらも終わらせていただいて、今はほっとしています」と安堵(あんど)の表情。また、これだけの長期間をドラマ撮影に費やしたのは初めてだそうで、「映画は起承転結の一つの脈絡で終わってくれるけど、ドラマは1話1話に必ず盛り上がりがあるので疲れました」と本音をこぼした。

 視聴率について話が及ぶと、「人を斬るためにすごく興奮して何かをしていくなど、よく使われているドラマチックな雰囲気というものはほかの歴史ドラマに比べて少ないと思う」と本ドラマの内容に触れながら、「でも、興奮剤はないけど、見ている人にはちゃんと伝わっていると思う」と自身の見解を述べた。また、今後のドラマの展開として、「戦いだらけなので数字は上がってくれるかもしれない」とにっこり。「血気盛んに頑張ってほしい」と共演者にエールを送った。(取材・文:鶴見菜美子)

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」は毎週日曜午後8時からNHK総合ほかで放送中

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