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『百日紅』予告編でアニメで再現された北斎の浮世絵が一部公開!

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北斎の娘で23歳の浮世絵師・お栄の声を担当した杏
北斎の娘で23歳の浮世絵師・お栄の声を担当した杏 - (c)2014-2015杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会

 完成前にして、フランスやイギリスなど海外6か国での配給も決定している杉浦日向子原作の映画『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』の予告編が公開となり、アニメで表現される浮世絵の一部が披露された。

映画『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』予告編

 映画『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』は、江戸を舞台に、浮世絵師・お栄と父で師匠の葛飾北斎を取り巻く人間模様を描いた人情劇。 今回、公開された予告編には、「おやじと娘で筆2本、箸4本あればどこへ転んだって食っていくさ」「どうってことねえ暮らしだけど、結構楽しくやってる」など粋な言葉を紡ぐヒロインお栄をはじめ、北斎、目の不自由な妹・お猶らが登場。さらに、龍図、地獄、交わる男女といった浮世絵の数々のほか、タイトルにもなっている百日紅、北斎の「富嶽三十六景」を思わせる波、米粒に描いた鳥など、原恵一監督ならではの繊細かつ力強い映像が見られる。

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 23才の天才浮世絵師・お栄の声を担当したは、「普段お芝居をしていても、衣装に身を包むことによって声のテンションや気持ちが変わってくるのを感じているので、声のお仕事でもお栄と同じ着物に身を包んで演じた方がもしかしたらいいのかなという想いでアフレコには着物でのぞみました」と杏流の役づくり、アフレコを終えた心境についてコメント。特に気に入っているシーンとして明け方の朝焼けのシーンを挙げ、「青と白と朱色の空のグラデーションが、まさに浮世絵の背景に描かれている色だなと思いました。アニメーションの中にどんどん浮世絵の色や絵が入ってきているところが好きです」と原監督の手腕に魅せられた様子だ。(編集部・石井百合子)

映画『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』は5月9日よりTOHOシネマズ日本橋、テアトル新宿ほかで全国公開

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