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マララさんのドキュメンタリー映画が公開へ

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女性の教育の権利を訴え続けているマララ・ユスフザイさん
女性の教育の権利を訴え続けているマララ・ユスフザイさん - Noam Galai / WireImage / Getty Images

 2014年にノーベル平和賞を史上最年少の17歳で受賞したパキスタン出身の活動家マララ・ユスフザイさんを題材にしたドキュメンタリー映画『ヒー・ネイムド・ミー・マララ(原題)/ He Named Me Malala』の配給権を、FOXサーチライト・ピクチャーズが獲得したことがわかった。Varietyなどが報じた。

 『不都合な真実』のデイヴィス・グッゲンハイムが監督を務めた本作は、映画『フライト』『メン・イン・ブラック』シリーズなどのプロデューサーとして知られるウォルター・F・パークスローリー・マクドナルドが、長年の製作パートナー、イメージ・ネーション・アブ・ダビと共同で製作した作品で、パーティシパント・メディアからも製作資金の提供を受けたという。

 本作はFOXサーチライト・ピクチャーズが世界中のほとんどの国で配給を行い、フランス語圏の国だけスタジオカナルが配給を担当することになっている。公開日は発表されていないが、年内には公開する予定のようだ。

 2012年、中学校から帰宅しようとスクールバスに乗り込もうとしたマララさんは、女性の教育の権利を訴えていたことを理由に、武装勢力のタリバンによって頭部に銃撃を受けた。数回にわたる手術を経て奇跡的に回復したマララさんは、その後も女性の教育の権利を訴え続け、昨年12月にノーベル平和賞を受賞している。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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