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三池崇史監督、12年ぶりカンヌ映画祭・監督週間出品に「カンヌ大丈夫か」

三池崇史監督、12年ぶりカンヌ映画祭・監督週間出品に「カンヌ大丈夫か」
12年ぶりにカンヌ国際映画祭・監督週間への出品が決定! 三池崇史監督

 三池崇史監督の映画『極道大戦争』が、現地時間5月13日よりフランスで開催される第68回カンヌ国際映画祭の監督週間に正式招待されることが明らかになった。20日に都内で行われたイベント終了後取材に応じた三池監督は、2003年の『極道恐怖大劇場 牛頭(ごず)』以来、12年ぶりとなる同部門への参加に、「カンヌ大丈夫か」と冗談交じりに切り出すと、「世界中の映画の中から、この『極道大戦争』を選んだカンヌに『良い度胸してるな』と敬意を込めて言いたい」と権威ある同映画祭で上映される喜びを語った。

 監督週間は、フランス監督協会が主催するカンヌ映画祭からは独立した並行部門。世界中から実験的な作品が集まることで知られており、2011年には園子温監督『恋の罪』、2014年には高畑勲監督『かぐや姫の物語』が出品されている。

 三池監督が同映画祭に参加するのはVシネマとして初めて監督週間で上映された2003年『極道恐怖大劇場 牛頭(ごず)』、2011年『一命』(コンペティション部門)、2012年『愛と誠』(ミッドナイトスクリーニング部門)、2013年『藁の楯 わらのたて』(コンペティション部門)に引き続き5度目。今回出品される『極道大戦争』は、ヤクザヴァンパイアにかまれた人間はヤクザ化するという奇抜な設定のエンターテインメント大作だ。

 カンヌでの上映決定に監督は、「この作品が彼ら(カンヌの選出者)にとって観るべき価値のあるもの、楽しむべき価値のあるものと判断してもらえた。それはうれしいです。ただ、選んだのはそちらなので、観た人がどう思おうが、俺にはあまり責任ありませんよ(笑)」と素直な心境を明かした。

 さらに、監督週間への参加は12年ぶりとあって、「もう(監督人生も)終わりに近いかな(笑)」とこぼしながらも、「お客さんもあったかい。楽しもうとしている人たちと一緒に観ると自分の映画っていうのは全く違って見える。映画っていうのは劇場で観客が色を付けるんだなと。それをもう一度体感できれば。ダメなときはみんな途中で帰ったり、終わってもシーンとしていたり、ひどい目に遭うんですけど、この作品だったらどうなってもいいや(笑)好きにしな(笑)」とコメント。

 主演の市原隼人も「三池監督の現場は、毎日が輝き新鮮で職人という言葉が似合う風が吹いていました。撮影中現場に行く事が毎日本当に楽しみでした。今回フランスのカンヌで上映されるということで、多くの皆様にこの作品を可愛がって頂ける事を願っております」と期待を込めた。(編集部・吉田唯)

映画『極道大戦争』は6月20日よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国公開


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