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クリストファー・ノーラン、『スター・ウォーズ』が映画製作のきっかけ

クリストファー・ノーラン、『スター・ウォーズ』が映画製作のきっかけ
クリストファー・ノーラン監督とベネット・ミラー監督

 トライベッカ映画祭(Tribeca Film Festival 2015)のトークイベントで、映画『フォックスキャッチャー』のベネット・ミラー監督が司会を務め、映画『ダークナイト』シリーズのクリストファー・ノーランが、映画製作のきっかけや弟ジョナサン・ノーランとのタッグについて語った。

 初めて鑑賞した映画と自主映画について「再上映で観たアニメ『白雪姫』が初めて鑑賞した映画だ。継母の王妃が白雪姫に毒入りリンゴを食べさせ、彼女が床に倒れるシーンを覚えている。一方製作は7歳の時にスーパー8カメラを父から借り、オモチャを前に三脚なしでストップモーションを撮影したり、さまざまなことを成長過程で試した」と早い頃から映画製作に取り組んでいたことを語った。

 映画製作のきっかけとなった作品は「『スター・ウォーズ』(1977年)だ。その時すでにスーパー8で撮影していたが、それ以降は宇宙船やSFにも興味を持ち、その影響で『スペース・ウォー』というタイトルの映画を製作した。最近その作品を子供に見せたが、全く駄目な映画で落胆した(笑)」と答えた。『スター・ウォーズ』の影響は大きかったようだ。

 これまでの作品群と次回作のテーマに共通点はあるのか。「映画製作の前に、何か興味深い疑問を持って製作に取り組む。でもその進行過程で、それは前作から抱えていた疑問だと気づく。今のところ、それが何なのかよくはわかっていないが、必ず製作の最後の方でその疑問を抱えるケースが多く、それを抱えながら、次回作で探索する」と明かした。

 長年タッグを組んできた弟ジョナサンについて「もちろん、映画ごとにその内容が変わるが、『メメント』ではジョナサンが短編執筆前にアイデアを僕に教えてくれて、そのアイデアを基に僕が脚本を執筆した。『プレステージ』では、作家クリストファー・プリーストの原作『奇術師』を何年もかけてジョナサンが脚色し、最終的に僕が引き継いだ」と語った。

 最近の作品でも同様の関係なのか。「『インターステラー』は、ジョナサンが長年かけてスティーヴン・スピルバーグとアイデアを練って執筆していたが、彼が他の作品に関わったため、僕が引き継ぎ自分の価値観を脚本に含めた。ただし、これまで同じテーブルで一緒に書いたことはない。大抵は自分のバージョンを書いて、お互い脚本を渡し合って改稿する」とコラボ過程を語った。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)


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