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北野武、黒澤明監督に映画界を託されていた

北野武、黒澤明監督に映画界を託されていた
同日東京で行われた舞台あいさつに登壇した北野武監督

 漫才師でタレントの島田洋七が、25日に福岡のT・ジョイ博多で行われた北野武監督最新作『龍三と七人の子分たち』特別舞台あいさつに登壇し、故・黒澤明監督が北野監督に「映画界を任す」というメッセージを残していたことを明かした。

 1980年頃から島田のB&Bと北野監督のツービートで漫才ブームを巻き起こし、以降35年以上にわたる親友として今でも月に1回は北野監督と食事に行くという島田。出演者でもない島田がこの日の舞台あいさつに登場したのは「この間、東京で(北野監督に)飲み代を払ってもらったんですよ。そうしたら『オマエ、九州でしゃべってこい!』と言われて」という理由から。

 北野監督17作目となる本作に触れ「映画は大変な力のいる仕事で、それを17本もやるなんて、アイツはすごい! 昔、黒澤明さんから彼宛にきた手紙を見たことがあって『映画界は北野君に任す。個性のある映画を作ってください』と書いてあった。ああ、託されているんだなと思いましたよ。今回の映画も非常に面白い映画でした!」と秘話を明かした。

龍三と七人の子分たち
熱く語った島田洋七

 また劇中に登場する競馬場のシーンについても「あれは昔、横山やすしさんの知り合いの本当の話ですよ。30何年前に大きなレースで『5-5』いう大穴があったんですよ実際に!」と裏話を披露。北野監督のことを「彼は常に次の構想をやってますからね、努力の人や」と語ると、「部屋でずーっとピアノ弾いたり、タップ踏んだり、映画の脚本を書いたり、ものすごい本もいっぱい読むし。俺はなーんもせんとテレビ観てたけど(笑)」とかつて8年間ほど北野監督の部屋に居候していたときのエピソードも話した。

 そして「彼は本当に優しい男。かつてわたしが仕事がまったくなくなったとき『芸人やめて広島に帰る』と言ったら『芸人やめるんだったら友達やめる』と言われた。アイツがいなかったら今の自分はいない。話していて涙が出そうになるので、もうアイツの話はやめるわ」と目頭を熱くさせた島田だった。

 『龍三と七人の子分たち』は、主演の藤竜也をはじめ、平均年齢73歳の超ベテラン俳優陣が引退した元ヤクザの“ジジイ”を演じ、オレオレ詐欺や悪徳訪問販売でやりたい放題の若者集団と対決するコメディータッチのエンターテインメントドラマ。全国公開中。(編集部・小松芙未)


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