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樹木希林、72歳でカンヌ国際映画祭に初参加!【第68回カンヌ国際映画祭】

樹木希林、72歳でカンヌ国際映画祭に初参加!
笑顔を見せた樹木希林

 女優の樹木希林(72)が7日、有楽町の日本外国特派員協会(FCCJ)で行われた「ジャパンデイ プロジェクト」事業発表記者会見に登場。フランスで開催される第68回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門オープニング作品に選ばれた河瀬直美監督の『あん』で主演を務めている樹木は、同作でカンヌ国際映画祭に初参加することがわかった。

 この日、放送作家の小山薫堂、キャスティングディレクターの奈良橋陽子らと現れた樹木は、「高齢女優でございます。是枝裕和監督(『海街diary』)、黒沢清監督(『岸辺の旅』)、三池崇史監督(『極道大戦争』)、河瀬監督、全員が来られないということで、わたしが参りました」と軽妙にあいさつ。カンヌ国際映画祭には樹木のほか、河瀬監督、原作のドリアン助川、永瀬正敏、樹木の孫娘でもある内田伽羅が出席する。

 本プロジェクトは、映画・アニメ・漫画・テレビ番組・音楽など、ジャンルの垣根を越えて、日本のコンテンツを世界に発信する目的で経済産業省の支援を受けて発足。今年は、カンヌ国際映画祭(5月)、ジャパンエキスポ(7月)、台湾漫画博覧会(8月)、MIPCOM(10月)、そして東京(10月)でのイベントで、PRイベントを開催する。カンヌ国際映画祭では、邦画界初の映画会社25社が企業の枠を超えて共同で行う「日本映画・新作プロモリール上映」や、海外の映画関係者向けのビジネスセミナーやプレス向けイベントを実施する「ジャパン・パビリオン」、邦画作品、俳優、関係者などを海外に広く紹介するパーティー「KANPAI NIGHT」を予定している。

 今回のプロジェクトについて、「こういう場を作っていただいて、役者としては大変ありがたい」と感謝の言葉を述べる樹木。「けど、役者の質がなかなかそこまでいかないのが問題じゃないかと思っています。でも若い人がこういう場にのっかっていけることには感謝したいと思います」と希林節を見せていた。

 また「日本の何を発信したい?」と尋ねられると、「わたしは靖国神社でロケをしていたんですけど、日本の中であっても、中の人同士で意志が通じません」と国内の問題に切り込みつつ、「それでね、同じ国の中でも通じ合えない混沌(こんとん)としたものがあるというのはお宅でも一緒でしょと。そういうのは共通のものですよね、ということを日本から発信したいと思います」と続け、会場を沸かせていた。(取材・文:壬生智裕)


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