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ブレイク・ライヴリー、29歳のまま80年間生きる女性を熱演!

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永遠の29歳という難役について語るブレイク・ライヴリー
永遠の29歳という難役について語るブレイク・ライヴリー

 アメリカのテレビドラマ「ゴシップガール」シリーズでおなじみの人気女優ブレイク・ライヴリーが、新作『ジ・エイジ・オブ・アダライン(原題) / The Age of Adaline』について語った。

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 ブレイクが演じるのは、1930年代に交通事故に遭ったことで、29歳のまま80年間生き続けるアダラインという女性。孤独に暮らす彼女が、秘密を暴こうとする人と、できる限り距離を置いていたある日、紳士的な男性エリス(ミヒル・ホイスマン)と出会い恋に落ちるが、彼の両親にその秘密を知られそうになる。映画『セレステ∞ジェシー』のリー・トランド・クリーガーがメガホンを取った。

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 事故のあった1930年代から、急に現代の設定になるが、この空白の期間について監督と話し合ったのだろうか。「監督とはそれ(空白の年代)以前に起きた交通事故、大きな恋愛、子供の出産、(年齢不詳を理由に)FBIの調査など、重要な点は事前に話し合ったわ。でもこの空白の期間は、彼女が単に人々のもとから消えていたくて、それが理由で孤独となり、物静かになったとわたしには想像できたから、特に話し合いはしなかった」と明かした。

 異なった年代が描かれる今作の衣装について「映画『ムーラン・ルージュ』のアンガス・ストラティーが衣装を担当してくれたの。現代の衣装なら、テレビドラマ『SEX AND THE CITY』『ゴシップガール』のまねはできるけれど、アダラインはグラマラス(派手)ではないの。それに、昔の人はかなり時間をかけて自分の身なりを整えたため、スエットパンツなどははかないでしょ。だから、アダラインの衣装は当時の形式にこだわったものなの」と答えた。

 ミヒルとの共演について「実は、ミヒル演じるエリス役は約半年探したの。アダラインは1960年代から男性とは交際していなくて、もしエリスがお堅い人物でなければ、アダラインは自分の殻を破り、恋愛に心を開くことはなかったと思う。でもエリスの設定は、真面目だけどハンサムでチャーミング、そしてお金持ちなの。だから俳優も真面目な要素を持っていながら、たまに自虐的な冗談も言ったりするような、両面を持っていなければ駄目なことから、撮影2週間前まで見つからなかった。でも最終的にミヒルをキャストできて良かった」と語る通り、アダラインとエリスにケミストリーを感じる。

 ブレイクは、永遠の29歳という難しい役を、上品かつ繊細に演じている。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

映画『HICK−ルリ13歳の旅』本編クリップ映像 » 動画の詳細
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