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『呪怨』清水崇が語るハリウッドと日本「両者に一長一短がある」

『呪怨』清水崇が語るハリウッドと日本「両者に一長一短がある」
ハリウッド進出3作目となった清水崇監督

 『呪怨』シリーズの生みの親で、ジャパニーズホラー映画界を代表する清水崇が、『THE JUON/呪怨』『呪怨 パンデミック』に続き、ハリウッドに進出したパニックホラー映画『7500』が7月25日に公開される。ジャンボジェット機内で起きたある乗客の不可解な死をきっかけに、死の恐怖が連鎖していくさまを描き出した本作で、自身初めて全編アメリカでの撮影に挑んだ清水監督が、ハリウッドで感じた日本の撮影現場との違いを語った。

 本作のオファーを受けた経緯を「『THE JUON/呪怨』で組んだプロデューサーのロイ・リーから、飛行機内を舞台にしたパニック映画に興味はあるかと言われて。これなら新鮮な気持ちで取り組めそうだと思った」と説明する清水監督。「監督一人が日本人で、あとはアメリカのスタッフという編成は今回が初めてでしたが、ハリウッド映画も3作目なので、あちらのスタイルはわかってきました」と語る。

 また、ハリウッドの撮影スタイルを経験し、「契約によって、スタッフの労働時間がきっちりと守られている」と感じたという清水監督は「今回の『7500』でも、撮影が終わり、僕がモニターチェックをしている最中であっても、時間が来たら電源をバチッと切って、『すみません、明日見てもらえますか』と。そういったところは徹底していますね」と苦笑する。

 一方、日本の撮影スタイルについては「密なつながりが許諾などの製作事情を左右するのが日本の良さ。お金で通るハリウッドと比べ、それは日本人の良いところでもあり、一筋縄でいかないところでもあるわけだけど、撮影が押すと、夜遅くまで根性で一致団結して頑張ってしまうところがある」と言及し、「両者に一長一短があり、どちらが良い悪いとは一概には言えない」とその違いを語った。

 今後も「日本に拠点を置くスタンスに変わりはない」という清水監督だが、「これは面白そうだと思える企画や、日本ではできないものがあればどこの国であっても挑戦したい」と意欲を見せ、「これまでなかなか、これという企画には出会えなかったのですが、去年ようやくこれは面白そうだという企画に巡り合えました。順調にいけば来年あたり動きだせるかもしれません」とすでにハリウッド第4弾を視野に入れていることも明かした。(取材・文:壬生智裕)

映画『7500』は7月25日より新宿バルト9ほか全国公開


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