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人気バンド[Alexandros] 福田雄一監督のマイペースぶりに驚く

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初の映画イベントにノリノリだった[Alexandros]
初の映画イベントにノリノリだった[Alexandros]

 人気ロックバンド[Alexandros](川上洋平磯部寛之白井眞輝庄村聡泰)が26日、都内で行われた映画『明烏 あけがらす』トークイベントに福田雄一監督と共に出席した。本作で初めて映画主題歌を担当し、映画イベントにも初参加となった[Alexandros]は、打ち合わせ通りにイベントを進行させないマイペースな福田監督に「こんなグダグダで始まるんですか」と驚きつつも、ものまねや軽妙なトークでファンを魅了した。

【写真】[Alexandros] が佐藤二朗のものまね披露!

 今年3月にリリースしたシングル「ワタリドリ」が本作の主題歌に起用され、「うれしかったですね。光栄です」と笑顔を見せる川上。そんな川上は大の映画好きで、去年は158本の映画を観たという。また、「生意気ながら(映画を)評価する」そうで、本作は「かなり高評価」と期待をあおるコメントも。さらに、本作にも出演している佐藤二朗のファンであることをカミングアウトすると、「うん、うんうん」と佐藤がドラマなどでよく使うフレーズをまねして、会場を沸かせた。

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 さらに、一人だけ異色ファッションで登場した庄村を「優秀な面白キャラ」としていじり倒した福田監督は、「ここ3人(川上・磯部・白井)と(庄村が)融合する瞬間がわからない」といぶかし気。ところが、磯部以外の3人は同じ高校に通っていたため、ごく自然に仲間になったそうで、磯部は「バンドの練習をするときに(3人が)高校のときのジャージで来るんですけど、それが寂しかった」としんみりしていた。

 川上は楽曲作りについても言及。自身が作詞・作曲したものをアコギ一本でメンバーに聴いてもらうが、メンバーからの反発があると潔く書き直していると明かした。また、「良いと思う」と言われると、「リアクションが薄いな」と思うそうで、「最高じゃないならどこ直せばいいの? ってなる」と独自のこだわりも。そんな中、「ワタリドリ」は「(反応が)ガーンときましたね」と振り返る川上。磯部は「この曲、絶対成長するというオーラがあった」と太鼓判を押した。

 福田監督がメガホンをとった本作は、ホストクラブを舞台に、借金返済に追い込まれた指名ゼロのホスト・ナオキ(菅田将暉)と頼りにならない仲間たちのドタバタを、アドリブとギャグ満載で描いたシチュエーションコメディー。(取材・文:鶴見菜美子)

映画『明烏 あけがらす』は全国公開中

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