渡辺満里奈15年ぶりの声優挑戦に「すてきでしたねぇ」と原作者が称賛!!

　タレントの渡辺満里奈が31日、スペースFS汐留で行われたアニメ映画『あなたをずっとあいしてる』完成披露試写会に、原作者の宮西達也、野中和実総監督とともに出席した。

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　人気絵本「ティラノサウルスシリーズ」のアニメ映画化第2弾となる本作。シリーズでも人気の高い「あいしてくれてありがとう」「であえてほんとうによかった」を基に、原作者の宮西自らがオリジナルストーリーを執筆。心優しき恐竜トロンの大冒険を描き出している。

　主人公の母セラの声を務めた渡辺。彼女が声優を務めたのは、2000年公開の『劇場版 きかんしゃトーマス　魔法の線路』以来、15年ぶりのこととなる。小さな子供たちが集まった会場に向けて、「皆さんにお会いするのを楽しみにしていました。楽しい時間を過ごしたいと思います」とあいさつした渡辺は、「アフレコで声を録ったときと違って、（映画は）臨場感がありますね。いち観客としてドキドキしながら観ていました。自分のところは恥ずかしかったですが」と照れ笑いの渡辺に対して、宮西は「15年ぶりなんですか。（アフレコ風景を）そばで見ていましたが、本当に満里奈さんすてきでしたね」と称賛。渡辺は照れることしきりだった。

　しあわせのアイテムとして赤い実が登場する本作。それにちなみ「しあわせのアイテムは？」と質問された渡辺は「ピアノです」と返答。「うちの子供たちが2人ともピアノを始めて。この間、ピアノの発表会があったんです。そのとき、1年後の発表会を目標に連弾をしたいなと思って。それを目標にわたしもレッスンを始めました。まだまだ子供たちよりも下手ですけど、連弾をすることを想像するだけでものすごくしあわせな気持ちになれます」と笑顔を見せた。

　さらにこの日は、本作主題歌を務めたヨンジ（KARA）のビデオメッセージを上映。「ティラノサウルスのこどもトロンはいろんな友達と出会って成長していきますが、近くにいる人はとっても大切な存在だとあらためて思いました。宮西達也先生の絵本が映画化されて、とってもうれしかったです。皆さん、最後まで楽しんでくださいね」と語るヨンジに、宮西も「ヨンジとは制作発表の時に会い、ヨンジと手を組んで友達になりました。本当にかわいかったんで、どんな曲が来てもオッケーだと思っていたんですが、すてきな感じの曲がきてハッピーです。カムサムニダ」と笑顔を見せていた。（取材・文：壬生智裕）

映画『あなたをずっとあいしてる』は6月6日より全国公開