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クリステン・スチュワート『トワイライト』シリーズから脱却?話題作『アリスのままで』を語る

クリステン・スチュワート『トワイライト』シリーズから脱却?話題作『アリスのままで』を語る
『トワイライト』を経て、新たな女優への道を歩むクリステン・スチュワート

 映画『トワイライト』シリーズでおなじみのクリステン・スチュワートが、新作『アリスのままで』について語った。

 本作は、大学の言語学教授で50歳のアリス(ジュリアン・ムーア)が、若年性アルツハイマー病と診断され、家族に支えられながらも徐々に記憶が薄れる中、ビデオに自分の言葉を残していくというドラマ。クリステンはアリスの次女リディアを演じ、故リチャード・グラツァー、ワッシュ・ウェストモアランド共同監督が、作家リサ・ジェノヴァの原作を映画化した。

 脚本の印象、アルツハイマー病という難しい題材を扱う映画に参加することへの懸念について「俳優ならば作品ごとにその体験は違い、それぞれの理由を持って作品に臨むわ。確かに今作は重い題材で憂鬱(ゆううつ)に感じることもあるし、決して製作は楽じゃない。でも製作することに重要性を感じたの。それに、(ジュリアン演じる)アルツハイマー病患者の発する言葉が重要な意味をもたらすからという、今作の製作理由も理解できた。だから自分には親密な作品に感じられて、あとはわたしの役柄を通して、アリスを引き立たせることを考えたわ」と答えた。

 リディアについて「彼女に共通点を感じるわ。リディアは母親の多くの特徴を持ち、(最初は疎遠だが)母親とお互いが感謝できる関係に到達できるための鍵を探そうとする。ただ彼女は家族の中で孤立してはいないけれど、何かに縛られることを嫌い、家族の他のメンバーとは違う。さらに彼女は、全ての瞬間をクリエイティブなことにささげたいと思っているような女性なの。けれど映画は、アルツハイマー病の母親を持つという現状に焦点を合わせていて、彼女は自己中心的ではいられなくなり、家族の中で母親のために精神的な支柱になっていくの」と説明した。

 映画『アクトレス~女たちの舞台~』でセザール賞を受賞し、新たな女優として、『トワイライト』シリーズから脱却できたのではないか。「幸運にも体験と本能がそうさせてくれて、あのような大作はもうやれなくてもいいと思っている。今はインスパイアされ、愛すべき作品に出演しているわ。人によっては人気女優の道を外れていると思うかもしれないわね」と彼女なりの見解を語った。

 若年性アルツハイマー病で徐々に変化していく母親をジュリアンは見事に演じ、アカデミー賞主演女優賞を受賞。その母親を支える家族にも注目だ。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

映画『アリスのままで』は6月27日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国公開


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