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『攻殻機動隊』&「シドニアの騎士」チームが熱いSFトーク!

『攻殻機動隊』&「シドニアの騎士」チームが熱いSFトーク!
大人気SFアニメチームが熱いトーク! (左から)黄瀬和哉総監督、冲方丁、弐瓶勉、瀬下寛之監督

 映画『攻殻機動隊 新劇場版』とテレビアニメ「シドニアの騎士 第九惑星戦役」(MBS・TBS系)の合同イベント「SFコラボナイト」が24日、都内で行われ、『攻殻機動隊』から総監督の黄瀬和哉と脚本の冲方丁、「シドニアの騎士」から監督の瀬下寛之と原作の弐瓶勉が登壇した。

 冲方は壇上で、「リスペクトし合える作品同士で、ぜひこういったイベントを……と思っていました。本願がかないました」と感慨深げ。瀬下も「僕は(『攻殻機動隊』の原作コミック)の初版が発売されたときから見ていた、筋金入りのファン」と語り、笑顔を見せた。

 この日、四人は「SFの定義」をテーマにトークを展開。冲方は「SF(サイエンス・フィクション)っていう言葉の定義はもうすごくいじられている」と語ると、「たぶん、サイエンスっていう言葉の意味自体が古くなっているんじゃないかな」と持論を展開。

 それを受け瀬下は、現代について「現実のほうがSF(で描かれてきた世界)に近づいているので、SFが現実から離れることが難しくなっている」とコメント。さらに、自身の原点が映画『スター・ウォーズ』にあると明かし、「遠未来や遠過去、今から近い時間軸じゃないところのとんでもない非日常を描きたい。あらの見える近未来より、その方が描きやすいから」としみじみ。弐瓶も「創作で目指しているのは現実では絶対ありえないような状況や世界観を描いて、そこに人間を置くというもの。『攻殻』は近未来だけど、僕の(『シドニア』など)は遠未来。近未来はすごく難しいから避けている」と同意を示した。

 一方の黄瀬は、瀬下や弐瓶とは真逆の考えで「僕はどちらかというと地に足の着いたものを作ってきたので、ぶっとんだほうじゃなくて、藤子不二雄さんのような『SF(すこし・ふしぎ)』な作品の方がすごく好き。自分の中でやりたいものはそっち。日常だけど日常じゃないものをやりたい」と語るなど、それぞれのSF観を披露しながら、熱い議論を交わしていた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『攻殻機動隊 新劇場版』は全国公開中
テレビアニメ「シドニアの騎士 第九惑星戦役」はTBS・MBS系で放送中(毎週金曜)


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