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佐藤二朗、ディズニー声優抜てきに自虐

佐藤二朗、ディズニー声優抜てきに自虐
声優に初挑戦した佐藤二朗

 俳優の佐藤二朗が3日、都内で行われたディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』のティーチインイベントに出席した。佐藤は本作で、歌も披露する陽気なキャラクター、ビンボンの声で吹き替えに初挑戦。「吹き替えどころか声優そのものがまったくの初めて。刺激的な体験でした。童心に帰る気持ちで感情のふり幅を100倍、200倍にして演じました」と笑顔で感想を述べた。

 ディズニー声優抜てきに「ディズニー/ピクサーの作品はクオリティーが高く、澄んだ心のイメージだったので、こんなくたびれた、しおれた中年オヤジで本当にいいんだろうかと思いました」と自虐的に語る佐藤。劇中の歌のシーンには特に苦労したようで、「大変でした。はっきりした音階の歌じゃないし、大事なシーンだったから、(収録では)800回くらいは歌ったんじゃないですかね」としみじみ。

 「おたまじゃくし(音符)のこととかよくわからないんですよ。すごい音痴ではないと思うんだけど、歌の演出の方に『半音違うんです』と言われても全然わからなくて」と苦労を振り返ると、「とにかく100回くらい歌えばちゃんと合うんだろうって何度も歌いました」とにっこり。

 また、「僕には3歳の息子がいるんですが、父親になった途端、ドラマとか映画への感想が変わる人が周りに多いんです。『子供のこと思い出して泣いちゃった』みたいな感想を聞くたびに、作品への選球眼みたいなものが父親になったからって変わっちゃいけないんじゃないかと思っていたんですが、この作品を観て、僕も完全に子供のことを思って号泣しちゃいました。おえつおえつでした」と照れ笑いしていた。

 本作は、少女ライリーの中にいる五つの感情(ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリ)を主人公に、“頭の中”の冒険を描いたファンタジー映画。7月18日より全国公開。(取材・文:名鹿祥史)


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