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近藤芳正の映画初主演作、モントリオール上映が決定し「海外での反応楽しみ」

近藤芳正の映画初主演作、モントリオール上映が決定し「海外での反応楽しみ」
映画初主演作となる本作のモントリオール上映に「楽しみ」と語った近藤芳正

 俳優の近藤芳正が26日、渋谷のユーロライブで行われた映画『野良犬はダンスを踊る』完成披露試写会に来場し、初めて尽くしの初主演作に満足げな顔を見せた。この日は加藤慶祐、鈴木勝吾、久保田秀敏、柳英里紗、窪田将治監督も来場した。

 映画、テレビ、舞台などで活躍する名バイプレーヤー・近藤芳正の映画初主演作となる本作。これまでコミカルな役どころが印象深かった近藤が、たそがれ時を迎えた殺し屋・黒澤にふんし、人間味あふれるクールな演技で新境地を見せていく。窪田監督も「こんな近藤芳正が見たかった。僕らも冒険したかったし、近藤さんにも冒険してもらいたいなと思いました」と満足げな表情。一方の近藤も「映画は初主演。初ハードボイルド。初のベッドシーン。しかもモントリオールにも行くそうなんで、これをきっかけに刺激的な出会いができたらいいなと思います。監督に感謝です」と謝辞を述べた。

出席者
この日は(左から)久保田秀敏、加藤慶祐、近藤芳正、鈴木勝吾、柳英里紗、窪田将治監督も来場した

 本作は、8月に開催予定の第39回モントリオール世界映画祭への正式出品が決定しているが、自身、4度目のモントリオールとなる、と切り出した窪田監督は「生まれて初めて世界を目指して作ろうと思った作品。やはり近藤さんの初主演作品なんで、作品にみそが付くのは嫌だなと思っていたんで、モントリオールが決まってホッとしました」と笑顔を見せた。近藤も「自分が出た映画で、海外の映画祭に行ったことがないので。海外のお客さんは反応が違うと聞いているので、ちょっと楽しみです」とワクワクしている様子だった。

 また、本作で近藤は、柳とのぬれ場を披露している。「わたしはぬれ場は初めてじゃないんで、実は先輩なんですが。近藤さんは緊張されていました。すごい気を遣っていただいたのですごく愛のあるシーンになりました。いいぬれ場俳優さんです」と柳が冗談交じりに切り出すと、近藤も「そりゃそうですよ。(柳を)前から知っているんで、やりやすいようなやりにくいような」と照れることしきり。ふたりは市川準監督の遺作となった『あしたの私のつくり方』(2007年)で共演している。柳は「わたしが14歳か15歳のときに先生と生徒役だったのが、今回はキャバ嬢と殺し屋という関係になった。その経緯を観ると面白いかもしれないですね」と笑いながら付け加えた。(取材・文:壬生智裕)

映画『野良犬はダンスを踊る』は10月10日より渋谷のユーロスペースほか全国順次公開


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