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米人気ドラマ、新シリーズはISIS&プーチン大統領をテーマに

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テレビドラマ「HOMELAND」撮影中の様子
テレビドラマ「HOMELAND」撮影中の様子 - Robert Lahser / Charlotte Observer / MCT via Getty Images

 エミー賞も受賞したアメリカの人気ドラマ「HOMELAND」の新シーズンは、イスラム過激派組織ISISやロシアのウラジーミル・プーチン大統領などをテーマに制作されるという。同ドラマを制作している米ケーブル局Showtimeの社長デビッド・ネビンズが、現地時間11日にテレビ批評家協会(TCA)で開催された記者会見で明かしたとDeadline.comや Entertainment Weekly ほか複数のメディアが報じている。

 ネビンズは「新シーズンでは、ISISやシャルリー・エブド(昨年本社が襲撃されたフランスの風刺週刊紙)や(元CIA職員のエドワード・)スノーデン、サイバーテロ、24時間監視されているという世界のプライバシー問題を扱います。多くの興味深い要素が詰まっています」と説明。またプーチン大統領に関わるエピソードでは、紛争が続くウクライナとの関係が取り沙汰されているロシアの状況を含めて、「プーチンは何をしようとしているのか?」という目線で切り込んでいくとのこと。

 CIAエージェントの女性を主人公に、シーズン1から捕虜時代にアルカイダに寝返ったとされている米軍人を追う姿を描くなど、社会派な内容でヒットしている「HOMELAND」。第5シーズンは第4シーズンの終わりから2年半たったところから始まるという。シリーズの製作総指揮を務めているアレックス・ガンサは、3月のウィリアム・S・ペイリー・テレビジョン・フェスティバル(ペイリー・フェス)で、「撮影はヨーロッパ、おそらくドイツになるでしょう」と語っており、クレア・デインズ演じるキャリー・マティソンはCIAのエージェントではなくなっていると発表している。(編集部・井本早紀)

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