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トム・クルーズが定めた『M:i』ストーリー作りにおける唯一のルールとは?

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イーサンは好き好んで軍用機にしがみついているわけではないんです!
イーサンは好き好んで軍用機にしがみついているわけではないんです! - (C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

 公開6日間で動員100万人、興行収入13億円を突破するヒットを記録している映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』。監督・脚本を務めたクリストファー・マッカリーが、主演にしてプロデューサーでもあるトム・クルーズが『ミッション:インポッシブル』シリーズのストーリー作りにおいて定めているという唯一のルールについて語った。

これも全部トムがやりました!フォトギャラリー

 それは、トム演じる敏腕スパイ・イーサンは、劇中で彼がやることになる数々のチャレンジを決して“やりたいわけじゃない”ということ。トム本人による地上約1,524メートルの高さを時速400キロで飛ぶ軍用飛行機のドア外部でのアクションや、酸素ボンベなしでの6分間に及ぶ潜水シーンが話題になっている本作だが、マッカリー監督は「イーサンはものすごいことをやってのけるけど、向こう見ずで衝動的なわけじゃない。スーパーヒーローではないんだ」とシリーズの基盤になっているアイデアを明かす。

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 それだけに、イーサンがやるそうしたクレイジーなことを“やらなくてはいけない”状況を作り出すことが大事になってくる。それが本シリーズの脚本を執筆する上で頭を悩ます点だというが、仲間に「イーサンなら楽勝さ!」とキラキラした目で見つめられてしまい、無理だと言い出せずに結局ミッションに挑むことになるイーサンの姿がコミカルな場面など、マッカリー監督は超人的ではあるものの“人間”であるイーサンを見事に描き出した。

 これまでトムと共に取り組んできた『アウトロー』や『オール・ユー・ニード・イズ・キル』などの作品と比較して、「映画を作るにあたりトムと僕はどこへ向かうのかいつでも明確なプランを持っているが、『ミッション:インポッシブル』は『ノー。そっちじゃなくてこっちに行くんだ』と言う」と述懐するマッカリー監督。「常にそれ自体が変化していくこのシリーズを作るのはとても困難だけど、観客と同じように驚かされるというのは面白くもあるよ」と大きなプレッシャーの中でも一人の映画ファンとして作品作りを楽しんだようだ。(編集部・市川遥)

映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は公開中

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