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「映画は無理なのでは?」小畑健が抱いた『バクマン。』実写化への思い

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原作漫画で作画を担当した小畑健先生の思い - 映画『バクマン。』より
原作漫画で作画を担当した小畑健先生の思い - 映画『バクマン。』より - (C)2015 映画「バクマン。」製作委員会

 大場つぐみ小畑健による人気漫画を実写化した映画『バクマン。』。漫画で作画を担当した小畑は実写化のオファーが来たときのことを、「地味で長い話を2時間でどう収めるのだろうかと『映画は無理なのでは?』と思いました」と振り返りつつも、「本当によくハマっています」と映画の出来に満足している様子を見せた。

映画『バクマン。』フォトギャラリー

 「『週刊少年ジャンプ』の舞台裏は今までにない新しい“マンガ家もの”になるのではという楽しみもありました」と明かす小畑。完成した映画に対しては、「最新のテクノロジーを使った今まで見たことのない執筆シーンに興奮しました。デジタルを効果的に使ってマンガを描くアナログ感、手触り感が感じられる新しい表現に、監督のモノ作りに対するこだわりを感じます」と大喜び。また製作前に映画スタッフへ、「ペンの角度は変えず紙の方を回す」など作画作業について「ウソのない本物」にしてほしいという要望を出したというが、それらも全て守られていたという。

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 そんな小畑が特に称賛したのが、俳優陣の役づくり。「サイコー(佐藤健)の良い意味でのガンコさやふてぶてしさ、シュージン(神木隆之介)の明朗快活ぶりなどの演技もさることながら、内側に秘めているものが本当によくハマっています。逆だと思っている人も観れば納得すると思います」と主演二人を褒めると、「マンガ的過ぎるキャラゆえ難しいと思われたエイジの役も、ムードによるところが大きく染谷将太さん以外ありえないキャスティングに思えました」とうなる。ヒロインを演じた小松菜奈には「小松さんはかわいすぎてサイコーと同じくらい直視できません……」とメロメロになってしまった様子。

 また実写映画から学ぶこともあったそうで、「宮藤官九郎さんの川口たろうは原作でもこう描けばよかったのかと思うくらい今にも死にそうな雰囲気で」ともコメント。続けて「新井浩文さんの平丸もっと観たい……など全員コメントしたいくらい素晴らしいと思います」と太鼓判を押していた。(編集部・井本早紀)

映画『バクマン。』は全国公開中

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