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アンドロイドがまさかの女優賞候補!東京国際映画祭いよいよ開幕【第28回東京国際映画祭】

アンドロイドがまさかの女優賞候補!東京国際映画祭いよいよ開幕
『さようなら』に出演したアンドロイド、“ジェミノイドF” - (C) 2015 「さようなら」製作委員会

 第28回東京国際映画祭が本日22日、いよいよ開幕する。今年のコンペティション部門には、11年ぶりに邦画3作品が選出。しかも、その中の一つ『さようなら』に出演したアンドロイドが女優賞候補として扱われ、最優秀女優賞を射止める可能性があることが明らかになった。

 『さようなら』は、劇作家・平田オリザとロボット研究の世界的な第一人者である石黒浩氏が共同で進める、人間とアンドロイドが舞台上で共演した画期的な同名演劇プロジェクトの映画化。放射能に侵された近未来の日本で、国民が次々と国外へ避難していく中、取り残されていく外国人の難民・ターニャ(ブライアリー・ロング)と、病弱な彼女を幼いころからサポートしているアンドロイド・レオナの静かな生活を描く。監督は『ほとりの朔子』などの深田晃司。

 映画の中心となるアンドロイド・レオナを演じるのは、石黒氏が中心となり大阪大学で開発された本物のアンドロイド、“ジェミノイドF”。コンペ部門のプログラミングディレクターである矢田部吉彦氏は「最後まで、女優がアンドロイドに扮しているのではないかという思いに囚われ、『アンドロイド役はどなたが?』と関係者に聞いてしまった」といい、「本当にアンドロイドらしいのだが、実はまだ密かに疑っている。それほど見事な存在感と演技なのだ。もはや垣根はない。実際にアンドロイドであったとしても、堂々たる女優賞候補である!」とコメントしている。

 同作のほかにコンペ部門に選出された邦画は、竹内結子と橋本愛の共演で小野不由美の本格ホラー小説を映画化した『残穢【ざんえ】−住んではいけない部屋−』(中村義洋監督)と、オダギリジョーが1920年代からフランスを中心に活躍した日本人画家・藤田嗣治に扮する『FOUJITA』(小栗康平監督)。昨年の『紙の月』宮沢りえに続く最優秀女優賞はまさかのアンドロイドとなるのか? 審査委員長は『X-MEN』シリーズのブライアン・シンガー監督が務める。(編集部・中山雄一朗)

第28回東京国際映画祭は10月22日~31日に六本木ヒルズ、新宿バルト9、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ新宿ほかにて開催


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