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『エベレスト 3D』極限撮影は、保険会社の保障がきく限界までチャレンジ【第28回東京国際映画祭】

『エベレスト 3D』極限撮影は、保険会社の保障がきく限界までチャレンジ
「EVEREST フレンドシップ会見」に出席し過酷な撮影を振り返ったバルタザール・コルマウクル監督(左)と森尚子

 25日、現在開催中の第28回東京国際映画祭の特別招待作品である映画『エベレスト 3D』の「EVEREST フレンドシップ会見」が六本木ヒルズにて行われ、バルタザール・コルマウクル監督と、日本人として唯一出演している女優の森尚子が出席した。

 本作は、1996年にエベレストで起きた遭難事故をモチーフに、標高8,000メートルを超えたデスゾーンで繰り広げられる登山家たちの葛藤や極限状態の姿を大迫力の映像で描いた物語。劇中の想像を絶する映像描写が話題になっているが「できるだけリアルに描きたいという思いがありましたので、保険会社の保障がきく限界まで、俳優やスタッフと共にチャレンジしました」とコルマウクル監督は撮影現場を振り返る。

 標高5,000メートルを超える場所での撮影は過酷を極めたようで「マイナス30度の世界、電気毛布はありましたが、(厳しい撮影で)俳優たちには嫌われました。さらにどんなムービースターも自分の荷物は自分で担いで登ってもらいました。『降板したい』とか、いろいろな文句はでましたが何とか撮影することができました」と笑顔を交えて語ったコルマウクル監督。

 日本人登山家・難波康子役として本作に臨んだ森は、名古屋生まれながら、両親の仕事の関係で、幼少期からアメリカやイギリスに在住しており、現在もロンドンを拠点に女優活動を行っている。「監督からは『演技をするな』と言われていたので、極寒の中、演じるのではなく、反応することを心掛けました。撮影は本当に過酷で、まつげや髪の毛は凍ってしまうんです」と振り返りつつも「今回、日本で映画が公開されることはうれしいですし、日本でのお仕事は一種の憧れがあります」と女優人生にとって貴重な作品になったことを明かしていた。

 「EVEREST フレンドシップ会見」と銘打たれた本イベントは、来年3月に公開される日本映画『エヴェレスト 神々の山嶺』との共同会見という形をとったが、コルマウクル監督は「日本でエベレストを題材にした映画が作られていると聞いたときから、非常に興味を持っていますし、楽しみです」とエールを贈っていた。(磯部正和)

映画『エベレスト 3D』は11月6日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開

第28回東京国際映画祭は10月31日まで、六本木ヒルズ、新宿バルト9、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ新宿ほかにて開催中


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