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リリー・フランキー、最近の邦題の付け方に意見「ふんわり感ハンパない」

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辛口な持論をかましつつも映画『マルガリータで乾杯を!』を大変気に入った様子のリリー・フランキー
辛口な持論をかましつつも映画『マルガリータで乾杯を!』を大変気に入った様子のリリー・フランキー

 リリー・フランキーが29日、都内で行われたインド映画『マルガリータで乾杯を!』のトークイベントに女優の安藤玉恵、NPO法人ノアール理事長のくましのよしひこ氏と出席。本作について、「今年見た映画の中でベスト5に入りますよ」と絶賛する一方、昨今の邦題の付け方については、「ふんわり感ハンパない」とちょっぴり辛口な持論で会場を盛り上げた。

 障害のあるヒロインが悩んだり傷ついたりしながらも、大学進学や恋、親離れなどに前向きに挑戦していく姿を生き生きと映し出す本作。障害のある人の「性」にも真っ向から向き合った作品で、リリーは「インドって世界で一番映画を作っている国。でも、こういう映画も作るとは意外ですね。踊っている映画が多い印象もありますが。本当にいい映画です」と絶賛した。

 原題は「Margarita, With A Straw」だが、イベントではこの原題も話題となった。自身も脳性まひによる手足のまひを抱えるくましの氏は、「原題はとんちが利いているんです。障害があると、ストローがなければビールも何も飲めない。そういうことなんです」と解説した。

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 一方のリリーは、最近の洋画邦題を例に挙げながら本作の邦題についても「ふんわり感ハンパない」と持論を展開。「『マルガリータで乾杯を!』と聞くと、ヒュー・グラントあたりが出てくるコメディみたいですよね。最近、そういう付け方が流行っているんだろうね」と分析するが、 本作を相当気に入った様子で、舞台あいさつの終了時間がきても「まだいいところを言いきれていない」と時間を延長し、「障害者の当たり前の性衝動をきちんと作品にしてくれて、こういう甘酸っぱい映画にしてくれるのは、くましの君のやっているような活動にもいい影響を与える」と本作の重要性を訴えた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『マルガリータで乾杯を!』は公開中

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