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数百匹の犬が大反乱!CGなしでこのド迫力!『ホワイト・ゴッド』冒頭映像

数百匹の犬が大反乱!CGなしでこのド迫力!『ホワイト・ゴッド』冒頭映像
少女に犬の大群が迫る……!! - 2014 (C) Proton Cinema, Pola Pandora, Chimney

 11月21日に全国公開されるハンガリー映画『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』の冒頭映像が公開され、保護施設から脱走した犬の大群が全力疾走で少女に迫る衝撃のシーンが披露されている。CGは使われておらず、実際に施設に保護されていたという250匹以上の犬たちの人間顔負けの演技は必見だ。

 本作は雑種犬に重税が課せられるという悪法の影響で、飼い主の少女リリ(ジョーフィア・プソッタ)から引き離されてしまった犬のハーゲンと、人間に捨てられ裏切られて保護施設に入れられた犬たちの人類への反乱を描いた物語。

 今回公開された映像は、“恐ろしい物事は愛を必要とする”という詩人、R・M・リルケの意味深な一文からはじまる。静まり返ったブダペストの街を自転車で駆けているリリ。真剣な眼差しであたりを見渡す少女は何かを探しているのだろうか。道路にはドアが開いたままの車が放置されており、リリ以外の人間は不自然なほど見当たらない。すると突然、後方から犬の大群が出現し、リリの方にものすごい勢いで押し寄せてくる。壮大な音楽とともに映し出される犬たちの猛進はどこへ向かっているのだろうか。場面が変わり、公園でじゃれるかつてのリリとハーゲンが映し出されたところで映像が終わる。

 観る人に衝撃を与える数百匹の犬たちの脱走シーンには、CGが一切使われておらず、70人ものドッグトレーナーを犬たちにつけ、ハンガリーの首都ブダペストの道路を全面封鎖した状態で撮影することで、迫力の映像をつくりあげたという。

 第67回カンヌ国際映画祭に出品された本作は、そのオリジナリティーあふれるストーリーや類いまれな着想が評価され、「ある視点」部門のグランプリを受賞し、英ガーディアン紙は「まるで犬版『猿の惑星』だ!」と過去の名作になぞらえ絶賛した。また、ハーゲンを演じたルークとボディ(兄弟/二匹一役)に“パルムドッグ賞”が授与されたり、映画に出演した250匹以上の犬たち全てに里親が決まるなど話題を呼んでいる。(編集部・海江田宗)

映画『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』は11月21日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開


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