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志田未来、初舞台に向けて田中哲司とメールをやり取り

志田未来、初舞台に向けて田中哲司とメールをやり取り
本作が初舞台となる志田未来

 セクシャルハラスメントをテーマにした密室劇「オレアナ」で初舞台に挑む女優の志田未来が5日、東京・PARCO劇場でのリハーサル後の会見に、共演の田中哲司と共に出席。二人でメールをやり取りしたことを明かし、二人芝居に向けて息ぴったりな姿を見せた。

 本作は、『郵便配達は二度ベルを鳴らす』(1981)などの脚本で注目されたアメリカ演劇界の鬼才デヴィッド・マメットの代表作として知られる。昇進を目前に控えた前途洋々の若き大学教師ジョン(田中)の研究室に、「授業についていけない」「単位が欲しい」と切羽詰まった表情で訪れた女子学生キャロル(志田)。二人の間に起こったこの出来事が思わぬ方向に発展していく。1999年以来、16年ぶりの日本上演となり、小田島恒志の新翻訳を栗山民也が演出する。

全体
公開された舞台「オレアナ」の一場面

 田中は、「僕はセリフ覚えが遅く、稽古の初日前に心配になって、『セリフ、どのくらい入っている?』って、未来ちゃんにメールしちゃった」と明かした。一方の志田は「舞台はこわくて今まで逃げてきたのですが、自分は安全なところにいるな、挑戦してみようと思ったんです」と明日からの公演への意気込みを語った。

 セクハラやコミュニケーション不全を扱う作品ということで、人とのやりとりの仕方については、「僕はショートメールやLINEで軽く済ませちゃいますね」という田中に対し、「やっぱりメールだけじゃなく、直接会って目を見て話すのが一番ですよ」と志田が反論。「田中さんのメールはどんな感じだった?」との記者の質問には、「絵文字は入っていなかった」と暴露して、笑いを誘った。

 『映画 ST赤と白の捜査ファイル』での共演も記憶に新しい二人は、取材中も息の合ったところを感じさせたが、本作の結論については「ジョンは被害者。キャロルはひどいと思っています」という田中と、「わたしはキャロルの方が被害者だと思っています」と言い切る志田とで意見が分かれる。志田は、「きっと観る方によって、違って観える作品。観客からどんな反応が返ってくるか楽しみです」と期待をにじませた。(取材・文:岸田智)

舞台「オレアナ」はPARCO劇場にて11月6日~29日まで上演 愛知・福岡・広島・大阪公演あり


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