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憂いを帯びた独特の存在感が魅力…“シックボーイ”って?

憂いを帯びた独特の存在感が魅力…“シックボーイ”って?
独特の雰囲気…イリヤ役のケイレブ・ランドリー・ジョーンズ - 『神様なんかくそくらえ』より - (C) 2014, Hardstyle, LLC. All Rights Reserved.

 つかめない人柄、青白い顔にうつろな目、捕まえた瞬間に消えてしまいそうな儚さ。それらこそが“シックボーイ”の特徴だ。これまで、ベン・ウィショー、デイン・デハーン、エズラ・ミラーたちがその代表的存在として多くの女性を虜にしてきた。そして次なるシックボーイとして台頭しているのが、本日7日に誕生日を迎え26歳になったばかりの俳優ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。

 『アンチヴァイラル』や『ビザンチウム』で、謎めいた蒼白の美青年を演じてきたケイレブが、新作『神様なんかくそくらえ』でシックボーイの真骨頂を見せている。当時ホームレスだった主演女優アリエル・ホームズの実体験に基づき、若くしてホームレス生活を余儀なくされた男女の日常に迫った同作で、ケイレブは主人公ハーリー(アリエル)を破滅へと導く恋人イリヤを演じた。

 モデルとなった実在のイリヤは、本作がアメリカで公開される直前に命を落としている。アリエルが、“人生で一番愛した人”と表現するほど彼女にとって大切だったイリヤを、ケイレブは渾身の演技でスクリーンによみがえらせた。イリヤ役にケイレブを推薦したキャスティングディレクターは「ケイレブにはある種の狂気があるのよ」と語ったそうだ。

 ハーリーを冷たくあしらい、「本当に俺を愛しているなら自殺してみろ」と脅しをかけ、ついには突然姿をくらまし、愛のない行動でハーリーを追い詰めていく一方で、不意に優しくなったり、彼女を巡って男性と争奪戦を繰り広げたり、キスをして夢見心地にさせたりと気まぐれに見せる愛情表現でハーリーを惑わせる。何を考えているのかわからず、不思議と人を惹きつけるものを秘めている者こそシックボーイ。イリヤという役を通して、ケイレブの神秘性は増幅している。今後の活躍に目が離せそうにない。(編集部・石神恵美子)

映画『神様なんかくそくらえ』は12月26日より新宿シネマカリテほかにて公開


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