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女好きのオーケストラ指揮者を描いたAmazon製作の話題のドラマ

女好きのオーケストラ指揮者を描いたAmazon製作の話題のドラマ
ポール・ワイツ監督

 映画『アバウト・ア・ボーイ』のポール・ワイツ監督が、Amazon製作の話題のドラマ「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」の第2シーズンについて語った。

 ニューヨークのオーケストラの指揮者トーマス(マルコム・マクダウェル)の引退で、女好きで態度の大きいロドリゴ(ガエル・ガルシア・ベルナル)がその代役として就任。それまでアルバイトで生計を立てていたオーボエ奏者ヘイリー(ローラ・カーク)は、ひょんなことからロドリゴのアシスタントとなり、彼に振り回されていく。ニューヨーク・フィルハーモニックの元オーボエ奏者ブレア・ティンドールのスキャンダラスな自叙伝「Mozart in the Jungle: Sex,Drugs,and Classical Music」をドラマ化。

 第1シーズンでは見たことのないクラシック音楽界が描かれた。「企画兼脚本家の僕とジェイソン・シュワルツマンとロマン・コッポラは、製作過程を通してクラシック音楽の世界を学んだが、今作はクラシック音楽の愛好家によるオーケストラ演奏だけを詳細に描いたものではない」と語った。さらに今シーズンの見どころについて「第1シーズンを観たL.A.フィルハーモニックの指揮者が、今シーズンの前に俳優陣とスタッフをコンサートに招待してくれたんだ。そこでガエルは1万2,000人の観客とL.A.フィルハーモニックのメンバーの前で指揮をしたよ」と答えた。

 音楽だけでなくキャラクターにも焦点を合わせていることについて「今作で描かれているオーケストラは機能不全家族だ。実際のオーケストラでも、横に座っている演奏者とは10年以上も会話がないこともあり得るが、それでも彼らは演奏の際には、まるで一つの楽器を演奏しているかのようにまとまっている。さらに、彼らオーケストラは常に旅をしているため、僕らも今シーズンではメキシコでコンサートを行い、ロドリゴ自身もそこで過去と向き合うことになる」と明かした。

 ライターとして今作にどの程度関わっているのか、との質問に「実は僕らライターは、ジェイソンの母親(女優タリア・シャイア)の自宅で脚本を書いた。ジェイソンの祖父は作曲家カーマイン・コッポラで、僕らの脚本の執筆が止まるたびに、タリアからカーマインの話をいろいろ聞いたりしたため、彼女からサポートを受けている感覚だった。それに異なった観点を持つ脚本家たちとの仕事はとても楽しかった」と話した。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)


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