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MIYAVIが語る“監督”アンジェリーナ・ジョリーとは?

MIYAVIが語る“監督”アンジェリーナ・ジョリーとは?
インタビューに応じたMIYAVI - 写真:秋山博紀

 女優のアンジェリーナ・ジョリーがメガホンを取った戦争ドラマ『不屈の男 アンブロークン』で、ミュージシャンながらも大役に抜てきされ、ハリウッドデビューを果たしたMIYAVI。同じように、女優としてのキャリアを長く持ちながら、2度目の監督を務めたアンジーはMIYAVIにとってどのような存在なのか。

 第2次世界大戦で日本軍の捕虜となったオリンピックアスリート、ルイ・ザンペリーニの実話を描いた本作でMIYAVIは、捕虜収容所でルイに執拗なまでの非人道的な虐待を加えるワタナベ伍長を演じた。一辺倒な悪役にしたくないというアンジーの希望から、ミュージシャンがキャストの候補に考えられていたという。「表現するという意味では、役者もミュージシャンも一緒だと感じました。いち表現者としての部分を彼女は見てくれたんだと思います」と自らが選ばれた理由を語るMIYAVI。

 女優でもあるアンジーから、初めてハリウッド映画に出演するMIYAVIに対してアドバイスはあったのだろうか。「逆にそれが全然なかったんですよね。現場でね、自分たちがどう感じるかっていうのをセンシティブに考えてくれていた。彼女自身が撮られる側でもあるので、現場で『ここからこう歩いて、こうする』みたいな確認するじゃないですか、その時に、こちら側の気持ちになって伝えてくれるというか」と監督としてのアンジーのアプローチを語る。

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ハリウッド映画デビューを果たしたMIYAVI - 写真:秋山博紀

 一方で、俳優としてのMIYAVIは役に入り込むあまり、クライマックスシーンの撮影で予期せぬ事態に陥ったという。「最後のクライマックスのシーン、セリフが無い中で、心情の推移というか、憎しみだったり焦りだったり、ルイに対しての色んな感情から、怯えに変わり、恐怖になって、崩れていくっていうシーンがあったんですけど、そこが僕にはすごく複雑で、二日間にわたって撮ったんですけど、一日目終わったタイミングで僕涙も全部出しちゃったんですね。こっちは(感情的になるのを)止められないものですから、ずっと感情的になってしまって。カメラが止まっても、ずーっと泣くのを止められませんでした」。

 「二日目は逆にそこに行けなくて、全部出しちゃったから。キャストもエキストラも何百人も待ってるんですけど、僕がどうしてもセットに入れなくて。そういう意味で、そこまでずっとオンにしてたんですけど、(セットに)入れなくなっちゃって、その時にアンジーが、『MIYAVIのタイミングでいいから』って声を掛けてくれて。……逆にそれがもっとプレッシャーで(笑)」とちゃめっ気たっぷりに撮影の裏話を明かしつつ、「(アンジーは)誰よりも先頭に立って、強い信念を持っている。ただ映画を作るというだけじゃなくて、伝えたいメッセージがあってそれを届けるために作る。それが未来にとって、世界にとって、プラスであれば、そこに何があっても信念を持って突き進んでいく人」とアンジーの人となりを表現していた。(取材・文:編集部・石神恵美子)

映画『不屈の男 アンブロークン』2月6日より全国順次公開


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