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ビートたけしがNY在住女優に見せた素顔

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小山田サユリ

 小山田サユリが、ベルリン国際映画祭出品作『女が眠る時』(2月27日公開)について、2月6日(現地時間)、ニューヨークでの単独取材で語った。

 作家の健二(西島秀俊)は妻の綾(小山田)とリゾートホテルで1週間の休暇を取るが、処女作がヒットした後スランプに陥り、作家を断念したことで妻との仲がギクシャクしていたある日、プールサイドにいた初老の男(ビートたけし)と若い美樹(忽那汐里)のカップルに興味を持ち始めていく。スペイン人作家ハビエル・マリアスの短編小説を『千年の祈り』のウェイン・ワンが映画化した。

 アメリカに拠点を置いたのは「6年前に文化庁新進芸術家海外派遣制度の奨学金で、演技の勉強のためニューヨークに来ました。日本人俳優は現場で習うので、理論や監督の立場などを知らず、いろいろな角度から見ることができず、役者は役者だけと考える人が多いと感じ、この先、わたしはそれで大丈夫なのかと思っていました。わたしはそれまで女優だけで、しかも年齢的にスキルを上げる必要性があり、それがないとこの先進歩しないと考え、奨学金を受けました」と語る彼女は、今では日米で女優業をしている。
 
 今作の出演経緯について「プロデューサーから直接、オーディションを受けないかと連絡がありました。日本の女優さんもかなり受けていたそうですが、監督は気に入らず、ニューヨーク在住のわたしに白羽の矢が立ちました。最初にビデオでオーディションテープを送り、それを見た監督が気に入ってくれて、L.A.で会いました。その時点では役柄は決まっていなくて、脚本の内容や綾のセクシャルなシーンを語ってくれました。まだ出演が決定していないのに、随分深い話をするなと感じていました。その会合後、『じゃあ、東京でね』と言われたんです(笑)」と答えた。

 西島秀俊やビートたけしとの共演について「西島さんは10年くらい前に2度共演して共通の友人も居ます。彼は素晴らしい感性を持っていて、今作ではセクシャルなシーンがありましたが、安心して演じられました。彼が共演者で良かったです。たけしさんはとてもシャイで優しい方です。製作者からたけしさんは寡黙で、現場に居たら空気が変わり、みんなしゃべれないと言われたのですが、全然そんなことなくて、逆に気を使っていただきました。たけしさんとは映画の話で盛り上がり、『座頭市』の裏話を聞かせていただきました」と心地よい環境だったようだ。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)


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