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西島秀俊、怪物のような男に巻き込まれる役が続く…2日連続ベルリンで会見【第66回ベルリン国際映画祭】

西島秀俊、怪物のような男に巻き込まれる役が続く…2日連続ベルリンで会見
ベルリン映画祭で会見を行った小山田サユリ、西島秀俊、ウェイン・ワン監督、忽那汐里 - Photo:Yukari Yamaguchi

 現地時間14日、第66回ベルリン国際映画祭でパノラマ部門に出品されている映画『女が眠る時』の西島秀俊、忽那汐里、小山田サユリ、ウェイン・ワン監督、木藤幸江プロデューサーが会見を行った。

 本作は、スペインの作家ハビエル・マリアスによる短編小説を映画化したミステリー。妻(小山田)とホテルに滞在中の小説家(西島)が、奇妙なカップル(ビートたけし、忽那)と関わってしまうことから起こる物語をつづる。スペイン人による原作を、香港生まれで現在はアメリカに住むワン監督が、日本で日本人キャストを使って撮ったインターナショナルな作品になっている。

 ワン監督は「中国で撮るのも飽きちゃってね(笑)」とジョークを飛ばした後、「最初は英語で脚本を読みました。そこにユキ(木藤プロデューサー)から、たけしが興味を持っていると言われ、わたしは(たけしの)大ファンですので、日本で撮ることになりました」と製作の経緯を説明。

 たけしから日本の文化を教わりつつ撮ったというワン監督は、「日本で撮影したことで原作の核心に近くなりました。原作は哲学的です。たけしから『あまりセリフをよこさないでくれ』と言われ、セリフではない部分で表すようにしました。ハビエルは語らないことに意味を持たせます。日本人はあまり語らないのです」と語るなど、日本での撮影が思いがけない効果を上げたようだ。

 前日はベルリナーレ・スペシャル部門に選出されている黒沢清監督作『クリーピー 偽りの隣人』での会見があった西島は、「昨日の『クリーピー』もそうですけど、怪物のような男によってトラブルに巻き込まれる役が続いて、僕も不思議です」とコメント。2日連続の会見登場で、現在、日本で最も乗っている俳優の一人であることが海外でも印象付けられる格好となった。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)

映画『女が眠る時』は2月27日より全国公開
第66回ベルリン国際映画祭は2月21日まで開催


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