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コリン・ファース、ガイ・ピアースへの恋心明かす【第66回ベルリン国際映画祭】

コリン・ファース、ガイ・ピアースへの恋心明かす
コリン・ファースのほほ笑み - ベルリン映画祭会見にて - Photo:Yukari Yamaguchi

 現地時間16日、第66回ベルリン国際映画祭でコンペティション部門に選出されている映画『ジーニアス(原題) / Genius』の会見が行われ、コリン・ファースが共演のガイ・ピアースへの恋心(?)を明かした。会見には、コリン、ガイのほか、ジュード・ロウやマイケル・グランデージ監督も出席した。

 本作は、A・スコット・バーグが執筆した伝記「名編集者パーキンズ」を映画化した作品。編集者パーキンズ(コリン)が才能を見いだしたトマス・ウルフ(ジュード)の作家デビューから最後までをメインに、F・スコット・フィッツジェラルド(ガイ)、アーネスト・ヘミングウェイ(ドミニク・ウェスト)など今もその名を残す偉大な作家たちとパーキンズの関係が描かれる。

 さらにウルフの恋人にはニコール・キッドマンがふんするなど今年のコンペティション部門の中で最も豪華なキャストが集った作品だが、何と初監督作。全部門にまたがって選ばれる新人監督作品賞候補にも名を連ねている。監督としては新人のグランデージだが俳優としては長いキャリアがあり、それぞれの俳優の持ち味を生かした配役で、各俳優に見せ場があるのは俳優監督ならではといえそうだ。

 「ジーニアス(天才)」というタイトルについて、グランデージ監督は「劇中、『友情の天才』というセリフがありますが、それはわたしにとって重要な言葉です。それによって『天才』という言葉が、この映画ではたくさんの新しい意味を持ちました」と語った。

 そのセリフは、フィッツジェラルドがウルフとの会話の中で、パーキンズを指して言うもの。絶頂期を迎える新人作家ウルフを導くだけでなく、精神の病を患った妻を抱え、新作も長いこと出せず、失意のうちにあるフィッツジェラルドを見捨てないパーキンズの姿は、本作の見どころの一つでもある。

 パーキンズを演じたコリンにも、フィッツジェラルドへの思いがあったという。「フィッツジェラルドのことは誤解していた。富と名声についてパーティーシーンを書くだけの作家のように考えていたけど、書いていたのはそのむなしさだった。あらためてフィッツジェラルドに恋をしたよ。(演じる)ガイ・ピアースに恋しているからそうなっている部分もあるけどね」と『英国王のスピーチ』で兄弟役を務めたガイへの恋心(?)を明かし、会場を沸かせた。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)

第66回ベルリン国際映画祭は2月21日まで開催


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